公式の小説が存在している事はとうの昔から知ってはいましたが、とにかく評判が悪すぎるので読む事はないと思っていたんですよね。
丁度戦国無双1のムービーをYouTubeで見た時に同時にこの小説の考察系の動画があったので見ました。
えぇ、小説の内容を詳しく話してくれているので、いつか読む予定がある人は見ない方がいいです。
まぁおかげで本を購入する必要もないですがw

で、まぁ小説の話を見た感想としては、世間の評判ほど酷くはないのではないかなと。
シンを倒したユウナとそのガードを務めていたメンバー。つまりはティーダもそうなんですが、ティーダはいわゆる伝説のガード的な立ち位置の筈なのに何故かティーダに対して皆塩対応。
まず最初にこれに関して、不愉快だの納得いかないだのと批判の声が上がっています。
でもなー…ルールーの厳しい言葉も分からないでもないというのがまず私の見解なんですよね。
これからユウナと一緒に生活するという事は、ただただ一緒にいて幸せという事だけではなく、現実が存在しているんですよね。
後個人的にルールーはティーダに対して怒っていたのもあってルールーの私情も絡んであんなきつい言い方になったんじゃないかなと思います。
これは10のラスト辺りのルールーがティーダにかけている言葉を見れば分かると思います。
その後、ティーダを探してスフィアハンターになって活動していたユウナも見ているので、ルールーとしては余計にティーダに腹が立ったんだと思うんだよね。

後、ティーダが消滅したのは17歳だったっけ?そこからの復活なのでティーダは消滅した当時の年齢のままなんですよね。
でも周りは時間が流れて2年経過している訳ですよ。
ユウナだってティーダより年上になってしまって、ティーダが幼く見えるというのは仕方のない事だと思います。
ティーダに対する扱いが酷いとの声が1番多いみたいですが、よくよく見ているとそんなティーダでさえ愛しいというユウナの想いも描かれていて、そんな言うほど酷いとは思わなかったです。
私としてはアルベド族のルーツを知れてラッキーと思いましたよ(笑)
まぁでもやたらリアルの人間の心情な話なので、ファンタジーはファンタジーのままで終わらせて欲しかったという意見も分かります(笑)
ただ、読まなければよかったという思いはないですね。

ティーダの言動は完全に16、7歳そのものですし、寧ろユウナが19歳とは思えないくらい大人びてるなと思ったくらいで。
今の私が見ると確かにティーダの言葉や行動は幼く見えます(笑)
小説オリジナルのキャラの話なんですが、かつて愛し合っていた召喚士とユウナの世界で言うガードがいたんだけど、まぁ色々あってそのガードは死ぬんですが、ガードだけ今のティーダと同じ幻光虫の集合体として存在していたんですね。
で、召喚士は祈り子として生きてもおらず死んでもおらずの状態でずっとそのかつて愛していたガードを存在させ続けていたんです。
で、ここも話が長いので略しますが最後、その祈り子像を壊して、祈り子とそのガードを眠りにつかせる…という訳で、その壊す役目をティーダが受けるんですが……というか、これ略すと話がややこしくなるな(苦笑)
どうしようかな…。
うーむ。
とりあえずそのガードは今まで1000年?くらいは生き続けていて、勿論その中で女性と知り合い結婚もして子供もいました。
その子供が大きくなって結婚するとなった時に父親であるガードがずっと歳を取らないという事で結婚が破談になりかけて、ガードは娘の為に娘の前から姿を消し、娘が歳をとって亡くなった時、影からそっと見送ったとか。
で、そのガードは自分がガードをしていた時の記憶が全くなかったんですが、色々あって(笑)記憶を取り戻してからも色々あって(笑)最後に祈り子像の所へ行くんです。
丁度ティーダもそこにたどり着いていて、そのガードは祈り子像を眺めて、自分が愛した人はかつて結婚をした奥さんだったと言い、それに対してティーダが納得しなかったんですよね。
召喚士(クシュ)が好きだったんじゃないのかと。
でもそのガードはクシュとの事は青春時代の思い出みたいなものだと。
それではクシュが可哀想だとティーダは食い下がるんですけど、この辺りがやっぱりまだ考えが若いなと私は思ったんですよね。

きっとクシュはその人に生きていて欲しかった。だから祈り子になってまでしてそのガードを生かしたんだと思う。
新しい恋人をみつけて、結婚して幸せになって欲しかったんじゃないかなと。
なのでクシュもきっとその人の事を恨んではいないはず。

…とまぁこんな感じなんですが、酷評する程でもないかなと。
ただまぁ…この先ユウナとティーダがどうなるんだろうとは思いますけどね。
ユウナが死ぬ間際にティーダに幻光虫である事を明かしてティーダを消すのか、それとも何も言わずにティーダだけを残すのか、どうするんだろうね?
その時になったら考えるというのはやはりユウナもまだ19歳って事だね。