曽根発明後日も走る

　　中国地方のJR普通・快速２日間乗り放題。　　大人5,000円・小人2,000円。　　２名以上で利用可能（小人のみは不可）。　　新幹線・在来線特急へも、特急券を別途購入すれば乗車可能。　　2009年10月24日（土）〜12月20日（日）までの期間中の土曜・日曜・祝日の連続する2日間に利用可能。　　利用開始日の前日まで発券。　（JR西日本。）

美祢市の石灰石をＪＲ美祢線など経由で運搬してきた貨物列車が２００９年１０月18日で廃止。
宇部、山陽小野田地区のセメント産業の成長を支えてきた歴史に幕を下ろす。　
荷主の太平洋セメント（東京）によると、石灰石貨物列車は、美祢市の重安鉱山で採掘された石灰石を美祢線重安駅で積み込み、美祢、山陽、宇部線を経て宇部市のセントラル硝子宇部工場へ輸送。
全行程は約42キロ。
現在は35トン積みの貨車10両編成で１日に僅か１往復。　
今回の廃止は１９７０年製造の貨車の老朽化に伴うもの。
廃止後は、宇部興産（宇部市）の専用道路を一部使用するなどしてトラック輸送へ切り替え。　
１８日は０９時15分に重安駅へ入り、石灰石を積み込んで10時に出発。
「さようならピストン列車」と書かれたヘッドマークを付けて運行。
（中国新聞。）
＜追記＞
美祢-厚狭-新山口-益田-山陰本線岡見間で1998年4月に運行開始した貨物列車。
積荷は往路が宇部興産の炭酸カルシウムで、復路は中国電力三隅発電所の石炭灰。
こちらの週5往復は継続運行。
（鉄道ジャーナル2009年11月号。　「日本の鉄道 20世紀の検証」より。）