今日はなんと、東京の方へ舞台の観劇に行ってました。
いや、主催である後輩君を驚かせようと、全くそういう雰囲気を一切出さずにの突撃でした。
いやー。昼間は天候にも恵まれ、新幹線の中から見えた富士山がそれはそれは絶景で！
思いも寄らぬ行幸ってヤツでしたかね。メッチャキレイやってん。
そんで、東京駅に着きまして。
ご存知のとおり、私は方向音痴でして。特に、初めて行く街では、まず駅の出口から目的地の逆へ歩き出すことを特技としております。
でもでも、案外乗り換えはなんとかなるんですよ！まあ、大体の駅で、乗り換えするべき駅への案内が多くあるからですけどね。
さすがに、矢印があるものを進み間違えない。ほとんどは。
いや、何番出口とかを間違えることはあるけど。（小声）
ともかく、東京から国会議事堂前を経由して赤坂へと。
駅にはスムーズに着いたんですけどね。
やっぱり発揮される『方向音痴』。まず真っ先に真逆の方向へと進み。
まあ、その道中で見つけたラーメン屋がとても美味しかったので、この間違いは運命の出会いのためには必要でしたね。
めっちゃラーメンうまかってん。いやー、替え玉できるのに気付いたの、スープを半分くらい飲み干してからだったから。勿体無いことしたなぁ。
追加メニューのごはんも、１００円払っただけで辛子明太子掛け放題でしたし。
チャーシューも、分厚くて噛み応えあって美味いのなんのって。幸せだったー。
ま、メシ食ってから歩き回ること歩き回ること。
本当、入り組んだ街の中にあるビルを探すのって面倒。
案の定迷いましたけどね。一応、開場時間前に着きましたけど。よかったよかった…。
そんで、私が来ることを知らなかった知り合い友人後輩たちの反応を楽しみながら、舞台の幕が開く時を今か今かと待ち続け。
…最前列のど真ん中はさすがに緊張したけどな。
椅子も、急ごしらえなのか小さかったから、いっそ地べたに体育座りでもしたかった気分だったけど。
はてさて。肝心の劇の方なわけですが。
後輩くん主催のサークルで、脚本と演出を後輩くんが行っていたのです。あと、出演者も。
有名な文学作品の朗読劇と、その文学作品をオマージュした演劇の、オムニバス形式とでも言いましょうか。ただし、全部を通してみると、まるで全てが一つに繋がっているような……全部ではないな。でも、話によっては繋がりがあるということが見て取れるような気がします。
でも、大体はオムニバスなので、朗読を挟んで別の話って考えれば、そう長い時間集中する必要が無いとも言える劇でした。つまり、とても観やすかったと。座りっぱなしでお尻が痛いのに目を瞑れば。
朗読は、後輩くんの良い声で各文学作品の出だし等を読んでくれるもので。知ってる作品もあれば知らない作品もあり。出だしだけではどんな内容なのかわからないので、興味が出たらオンで見たくもなりますよね。
そんで、その作品をオマージュした劇がそれぞれ行われるわけですが。作品をもじった話だったり、その作品の中で行われている出来事を演じてみたり、はたまた別に関係ない話を仕上げてみたりと、色々な方面からのアプローチをこなしていて、まさに飽きることなく目まぐるしい劇の世界に没入できまして。
笑いあり、涙ありと、世界世界で色んな風に色を変える劇というものを見ることができたと思います。
いや、実際、真面目とふざけの温度差がすごかったのよね。真面目な演劇もあれば、滑稽というか洒落た芝居もあったのに、お前ソレはふざけているだろうというようなギャグもありましたし。放棄された箒の柄の絵って…。ティアマト彗星はアカンて…。
途中、なんどおなかが痛くなったことやら。笑いすぎで。
いやー。
後輩くんとは、こないだの学祭では会えなかったんですけど、元気そうでなによりでした。
一緒に観劇した別の後輩も、見た目は元気そうで。心配になる食生活はしてるようだけど、まあ、うん、人の食生活心配してる場合でもないよな…。スープ飲み干しちゃって…。
その後、結局思っていたような時間は残ってなかったので、聖地巡礼を一箇所だけして、東京を後にしました。
ペルソナ５、最後の大物パレスである、豪華客船へ…。
ネタバレしちゃうと、国会議事堂ですね。
なんで、ライトアップされてるのかは知りませんけど、ああやってみると、あそこってやっぱり荘厳な佇まいですね…。
あんな建物の中で、どうしてあんな馬鹿騒ぎができるのかわかりませんけど。民が進めない党な。あれじゃあ何も実らんわ。
まあ、社会風刺なんてどうでもいいですけど。
ともかく、滅茶苦茶楽しかったし、こう、目に見える美しいものを見てきた旅でもありました。いやー、良かった良かった。
でも、もし今度東京に行く機会があれば、もっと別のところの聖地巡礼もしたいな…！
メメントスとか、四間茶屋とか！
はてさて。
明日は一日しっかり休むか。
別に、歩き回ったからって筋肉痛なんてこないと思うけどね。
