珍しく、創作語りでもしましょうかね。
どうも、ハウリルです。
この間アップした『世界を滅ぼす私の小説』ですが、タイトル通り小説が重要なモチーフになる予定でした。
………でした。orz
まあ、それはそれとして、お話中に、小説や絵本のタイトルが数種類出てきましたよね。
その、由来を語っちゃおうかな、と。
まずは、最初。
タイトルの無い絵本ですが、『一人のあくまのお話』
これの元ネタっていうか、イメージはグリム童話の『ルンペルシュティルツヘン』なんですよ。
こう、女性に色々頼まれて願いを叶えたのに、当の本人からは裏切られてしまうカンジ。
討論会で、「悪魔が悪魔らしくない」って意見があったんですが、こういう点からも余計に妖精っぽさが滲んじゃったのかねぇ…。
では、次。
『トラブル・ツインズ』
これは、元ネタ・イメージは、宮部みゆきさんの『ステップ・ファザー・ステップ』と、はやみねかおるさんの『名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズ』です。
双子・三つ子と、事件と名探偵。
『夢水清志郎』の方は、ＮＨＫで『双子探偵』として実写化もされているので、さらにイメージ濃いんですよね。
余談ですが、実写ドラマ化されている『ステップ・ファザー・ステップ』ですが、録り溜めててまだ見てない件。←
そして次。
『七回目の鐘が鳴る』
これは、モチーフというか、閉鎖モノミステリーとしてはよくある設定ですよね。
タイトルは、『誰が為に鐘は鳴る』とか、そういうのを意識して付けましたが。
七って、なんか不思議な数字ですからね。
さらにさらに。
『もりのなかのどうぶつのむら』
これのイメージは、ズバリ『どうぶつの森』です。
森の中に動物が住む村がある…。そのまんまのイメージです。
そして、実は世界の命運を掛けられていた話。
『開幕はファンファーレと共に』
イメージの中には、杜野亜希さんの『神林＆キリカシリーズ』があるんですよね。
こう、事件の舞台が芸能界で、主人公がそれに巻き込まれていくっていう。『ガラスの仮面』も少し混じってますね。
『開幕はファンファーレと共に』
『最悪なる序章に告げる』
と、続き、最新刊は、
『終幕は舞台の上で』
このタイトルは、『謎解きはディナーの後で』みたいなリズムをもじってます。
ちなみに続刊、
『カーテンコールが聞こえる』
というタイトル。終幕の後も、話が続いちゃうんです。
そのせいで、世界は滅びなかったんですけどね。
最後に。
『孤独の群青』
これは、モチーフとかは無いんですけど。
群青ってことで、深いブルーを表すんですよ。孤独の色です。
それで、群青は群像と掛かってるんです。多くの人々の姿。
勿論、群れという意味も持ってます。
だからこれは、「孤独を抱えている人は、自分のすぐ近くに沢山いる」ってことを意味してるんですよ。
……ぶっちゃけちゃうと、この本が重要なファクターになるハズだったんですがねぇ…。
改定版は、ちゃんと書きたいもんです。
と、いうわけで。
珍しく私、この話は語りたいってカンジなんですよね。
ただし、不満も未練もタラタラなんですよね。
それだけ、本気で好きってことなんでしょうね。
