久々に給料の計算をするのです。
間違えちゃいけない責任重大な作業ですが、結構好きです。今月も頑張ったねー。給料何に使うのかな♪と和むから。
金額どうこうより手当ての項目見てるのが好きです。残業手当とか責任手当とかとか。どんな仕事してるかよくわかってないけど、この部分だけで、その人が普段頑張ってるんだなぁ、じゃあ私もきっちり給料計算してお届けするからね!って気持ちになります。
なお、この際に控除関係をガン見してはいけない。ただ切なくなるから。


 似たような気持ちになるのが年末調整で見る扶養控除申告書です。チェックしてる時に昨年いなかった扶養家族が増えてると、そうかそうか、じゃあ頑張ってお仕事して家族を守ってるんだね。
じゃあ私も頑張って年末調整するよ!医療費控除があるなら確定申告もお任せだよ!ホントは医療費控除はない方が良いけどな!!


 どちらもその人たちに実際対面することは一生なさそうですが、こうして書類見て、あんな感じこんな感じに仕事して頑張ってるのかなーと思うと微笑ましくなります。
能力手当や達成手当たくさんついて基本給から金額が上がりまくってる人とかホント凄い。めっちゃお仕事頑張ってる。凄い!

扶養は単純に子だくさんとかだと、良いパパ良いママしてるのかなーと和む。それだけお子さんがいるってことは、必然的にお仕事頑張ってるってのは、想像として間違っていないはず。


 でも不思議ですよね。そんな風に書類上だけでお仕事頑張ってると感じる人たちが、みんな若くして亡くなっていくのです。
ある日突然病死を聞かされて、死亡日を入力して死亡退職の手続きをする度に、悲しさと虚しさでどうにかなりそうです。
そして悲しんでいると、会ったことも会う予定もなかった人間が死んだくらいで悲しんでいるのはおかしいと言うのです。
おかしい……私はおかしいのか……。



 会うことはないだろうけど、電話で話はしたことある人もいます。
特に扶養控除申告書は本人に確認を取らなきゃいけない項目も多いから。
その人の奥さんが仕事を始めた感じなので、配偶者控除のために奥さんの収入が103万超えてないか電話で確認したりとか。
その時に確かに違和感はあったんだよなぁ。子だくさんでまだ1番下のお子さんは小さい。そしてその人の収入は家族養うには十分に見える。なのにパートだろうけど奥さんが急に働きに出る。かなり奥さん大変な生活になるだろうに、働いて身体動かしたりしたかったのかなーなんて結論にして流してた。今思えば、あの時点でもうわかっていたのだろうか。

不思議ですよね……頑張っている人が生命を落としていくことが。
本当に、世の中は虚しいです。









 本日の添付は、未来へ・中学生編から、です。
樹は特殊能力は何もない、でも誰もが認めるリーダー。というイメージ。