最近問題になっている事件についてお伝えします。
自宅に業者がやってきて、自宅にある金製品の売却を迫り、相場以下の値段で買取を行う、訪問購入と言われるスタイルで被害に遭ったという方が増えているようで、法規制も行われています。
お年寄りや主婦など、与しやすそうな相手を狙って訪問し、断ろうとすると、一転して強引な態度に出て、金を買い叩くことがあります。
後々不利になる証拠をこちらの手元に残さないよう、こうした業者はもちろん、ちゃんとした契約書なども出してくれません。
少しでも怪しいと思ったらすぐに追い帰すのが吉です。
金に優るとも劣らない高級品といえばプラチナですが、プラチナの指輪などを店で見てもらうと、実はプラチナの代替品であるホワイトゴールドだと判明したという何とも残念なケースがままあると聞きます。
こうなると、残念ながらプラチナと比べて金銭的価値は著しく下がります。
プラチナは大変希少で、金を上回るほど高価なので、その代替品としてホワイトゴールドが出回るようになったのです。
K18WG、K14WGなどの刻印が入っていれば、ホワイトゴールドです。
ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。
なんだか安っぽいように思えるかもしれませんが、これだって金の一種ですから、勿論、金買取の対象になります。
今の金相場はグラム5000円くらいでしょうか。
その価格は純金の状態で取引するときの話ですから、一例として、18金(純度75%)ならば、純金5000円に対し、その75%の3500円になるのです。
なので、高額の取引が発生する量、例えば200万円以上になるような18金の重さというのは、単純計算で550グラムから600グラムほどでしょうね。
18金より安い10金のジュエリーも最近は増えてきましたが、24分の10は約41%ですから、純金が5000円なら10金は2000円程度です。
1キロほど寄せ集めないと200万円にはなりません。
金の指輪やネックレス、ブレスレットなど、かつて気に入っていたけど今では全然身に付けていないという金製品を自宅に置いたままにしておくのはいかにもムダでしょう。
心当たりのある方は、買取を扱っている店に売りに行くのはどうでしょうか。
主な買取対象といえば金ですね。
24カラットの純金の場合、購入時の相場はグラム4800円くらいでしょうか。
買取となればそれより若干安くはなるものの、多くの人が想像しているよりは十分高い額で売却できる可能性が高いです。
お金持ちは色々なものに資金を投資して儲けようとしています。
最たるものが金でしょう。
今も昔も、金はほとんど資産価値が崩れないことで知られています。
国際関係に左右される外貨と違って、金の価値は一定だからです。
世界中どこでも通用する価値を持っているということも、金が投資対象として魅力的である一因です。
とはいえ、相場の変動も当然あるので、手放す際には、新聞やネットで相場の上がり下がりを確認することをオススメします。