もう身に着けなくなり、自宅で眠っている貴金属製のアクセサリーなどはどなたにもあるかと思われます。
そうした品物をお持ちの方は、お店で買取を依頼するのがいいのではないでしょうか。
金・プラチナの高額買取をウリにした店も街に溢れていますから、いくらの値段が付くか複数のお店で見てもらって検討してみてください。
ずっとプラチナだと思っていた指輪などを買取ショップに持って行ったら、実はホワイトゴールドで、プラチナとは全く別物だったという何とも残念なケースがままあると聞きます。
見た目は似ていますが、両者は全く違う金属で、価値も大きく異なります。
本来、プラチナは金よりもずっと希少価値が高く、値段も高価だったので、プラチナに手を出せない人は代わりにホワイトゴールドを身に付けるようになったのです。
ホワイトゴールドは一般に18金か14金です、K18WG、K14WGなどの刻印があれば、金が半分以上含まれているホワイトゴールドです。
プラチナと比べれば安いですが、それでも金ですから、勿論、金買取の対象になります。
消費税が5%から8%に上がったのは記憶に新しいですね。
金の購入時には、その時の消費税率に応じて消費税を支払うわけですが、今度はその金をお店で買い取ってもらう際には、自分が受け取る買取額は、本体価格に消費税が上乗せされた額になるのです。
つまりどうなるか?消費税が低い内に金を購入しておくと、増税後の売却により、消費税の差額分が利益になるのです。
今まで反発しかなかった消費増税が投機チャンスに思えてきますね。
さらに、日本は諸外国と比べて消費税率が低いので、日本で金を購入し、ヨーロッパなどの消費税が高い国に持ち込んで売るという方法で利鞘を得ることも可能かもしれません。
業者の人間が突然自宅を訪れ、一方的に金製品を買取させてくれと居座ってくる訪問購入というケースがあり、問題視されています。
業者の提示した買取金額がどう考えても安すぎだったり、執拗に勧誘されて断り切れず売ってしまったといって、悔やんでも悔やみきれない方が少なくありません。
ですが、対処法もあります。
金買取の訪問購入に対しては、訪問販売と同様、クーリングオフ制度の対象になったため、一度売却してしまっても、8日以内なら契約を取り消して品物を取り戻せることを知っておき、悪徳業者のゴリ押しに負けないようにしましょう。
金買取を利用するにあたっては、どこのお店に持ち込めばいいのか頭を悩ませてしまう人もいるかと思います。
折角売るなら、高値をつけてほしいというのは誰だって考えることですよね。
では、どんな基準で選べばいいのか。
ポイントは、ネットで見られる、お客さんからのレビューや口コミです。
ネットレビューで高評価のところは、買取に不備がなく、信用が置けるお店であると言えます。
初めて利用する際にはそういうお店を選ぶといいですよ。