株式や外貨など、投資の対象となるものは多いですが、中でもゴールド(金)は代表的なものでしょう。
金に投資するメリットは、それほど値崩れが無いことです。
高低の激しい株式や外貨取引と異なり、金は価値がほとんど変わらないのです。
高級品として世界中で認知されているのも、金の値崩れが少ない理由なのです。
まあ、それでも急に相場が変わることもありますので、念のため、買取を利用する前に、金の相場に大きな動きがないか確認する必要があるでしょうね。
依頼してもいないのに自宅にやってきて、使っていない金製品を買い取りますなどと言い、二束三文で買い叩いていく、訪問購入と言われるスタイルで被害に遭ったという方が多くなっていると聞きます。
最初は誠実そうな業者のふりをしていますが、こちらが申し出に応じなければ、一転して強引な態度に出て、金を買い叩くことがあります。
当然、こういうことをする業者はまともな商売人ではなく、もちろん、ちゃんとした契約書なども出してくれません。
取り合わず追い帰すか、警察を呼んだ方がいいでしょう。
ネットや宅配の利便化に伴い、今にわかに人気なのが、宅配と振込でやりとりが完結する、宅配による金買取サービスです。
このサービスは、売りたい商品を郵送や宅配便で業者に送り、鑑定・査定をしてもらうというもので、お店からメールや電話で査定額の連絡を受け、承諾の返事をし、取引成立になります。
もちろん金額に納得できなければキャンセルできます。
営業時間の制約がある店頭買取と違い、ネットの申込なら時間や場所は関係ないので、周りに買取店が無い人はもちろん、忙しくてお店に行けない人を対象としたサービスといえるでしょう。
万が一、盗品だった時のためにも、金買取時には、お店は、売却する人の身分確認をしなければならないと法律で決まっています。
買取ショップや専門店に持ち込む場合に加えて、商品を先に送ってお金を振り込んでもらうなどの形式でも同様です。
免許証や保険証、パスポートなど、公的機関の発行した身分証を提示する必要があります。
商品を発送して後日お金を振り込んでもらう形式なら、荷物に同梱する形で身分証のコピーを送ることによって店はお客さんの身分確認を行います。
最近は金買取のお店も増えてきましたが、その中には鑑定料、手数料などといった諸費用を取る店もあります。
金の溶解時に目減りする分を差し引いてくる店もあります。
高額買取を掲げている店でも、こうした費用が設定されていたら、最初の提示価格は高くても、諸経費の分、買取の対価として実際に手元に入る金額は随分減らされてしまうのです。
こうなると売らない方がよかったかも?と思ってしまいます。
後から損した気分にならないためにも、この点を確認しておくことをお勧めします。