手持ちの金製品を売却したいと思ったとき、第一に思いつく選択肢は、最近多い「金・プラチナ買取」系のお店ですよね。
そうは言っても、一見さんお断りのような雰囲気があったり、そうでなくても恥ずかしくて入りにくいと感じる人が少なくないと思われます。
さて、そういう場合には、デパートでの買取がお勧めです。
常設のお店がなくても、期間限定の催しとして行っている場合も少なくありません。
一般の買取ショップと比べると安心感があり、一見さんでも利用しやすいので人気なのでしょう。
金の相場が上がっている近頃、金の買取サービスを利用する人は増えており、その需要に応じて、金の高価買取などの広告を掲げる店が多くなってきました。
全国規模でチェーン店を出している業者もいくつかある模様です。
確かに、お店は多くあったほうが便利でしょうし、ライバルが増えればそれだけ高値の買取を掲げるお店も増え、より良いサービスを提供しようという方向に次第に変わっていく可能性が高いです。
接客態度が悪い店は生き残れないということで、スタッフの質も上がるでしょう。
利用客の立場からすれば、プラスの影響が大きいといえます。
金製品をどこよりも高く買い取れるという売り文句につられて行ってみたところ、あれやこれやと理由をつけて結局定額で無理やり売却させられてしまったなどのケースはよく耳にするところです。
最近増えてきた買取ショップの中には、客の無知に付け込んで悪質な営業を行っているところも存在するので、よく見極めたうえで利用しないといけません。
こうした被害に遭ってしまった時には次の被害者を防ぐためにも、消費者センターに事態を報告するべきでしょう。
万が一、盗品だった時のためにも、金買取時には、お客さんの身分証の提示が必須になっています。
お店に直接持ち込む場合はもちろんですが、商品を先に送ってお金を振り込んでもらうなどの形式も何らかの形で身分確認をしなければなりません。
公的な身分証明書、たとえば免許証や保険証などを提示する必要があります。
直接店に行かず、郵送で買取を進めるなら、そういった身分証の写しを一緒に送ることを求められる場合が多いですね。
昔貰ったけどもう使わない、というネックレスをおカネに変えたいと思っている人は、ネックレスの裏などに刻印がないか探してみましょう。
一般に流通している金製品には、「K18」や「K24」などの文字が入っており、これを刻印と呼んでいます。
数値が大きいほど、純度の高い金です。
金の純度は伝統的に24分率で表されており、K24なら純金だという意味です。
金に限らずプラチナなどの貴金属では、純度の割合で専門店に売却する際の価格も全く違ったものになります。