誰でも気軽に利用できる金買取ですが、重要なのは、実際幾らくらいの金額を付けてもらえるのかという一点に尽きると思います。
目安として、日本における金価格の算出法を知っておきましょう。
ドル建ての国際価格を、金の重量単位として使われる1トロイオンス(日本では31グラムほど)で割り、ドル円レートを掛ける。
これによって日本国内の金価格が計算できます。
よく知らないまま安く売却してしまわないように、正確な相場を把握しておき、買取店の提示している価格が妥当なものか自分で見極められるようにしておきたいですね。
金買取は誰でも手軽に利用できて便利ですが、一部においては悪質な詐欺の事例も存在しています。
訪問購入と呼ばれる、自宅を訪れて金を買取る形式には特に気を付けてください。
いきなり家にやってきたかと思うと、金製品を買取させてくれと一方的に言って居座ってくるのです。
訪問販売の「押し売り」とよく似た「押し買い」のケースですが、買取価格も異様に安かったり、ひどい場合には現金すら渡さず、粗品と引換にされてしまうケースもあります。
玄関先に上げてしまうと非常に危険なので、はっきり断って追い帰すようにしてください。
金の買取がお得だと聞いて興味を持ったけど、生活圏内には買取店がないこともあります。
そんな方は、WEB上で気軽に申し込める郵送買取がオススメです。
ネットで個人情報などを登録すると、商品を入れる容器が自宅に届くので、査定してほしい品物を入れて送り返します。
しばらくして、買取価格がメールなどで知らされるので、その金額でよければ承諾の連絡を返し、その後、すぐに振込があります。
忙しくて店に行けない方にも便利です。
プラチナの価格が上がっていると聞き、アクセサリーを買取店に持ち込んでみると、それより価値の劣るホワイトゴールドの品だったなどというケースが割と多いようです。
ホワイトゴールドも装飾品によく使われますが、プラチナとは全く異なります。
プラチナはあまりに高価で、一昔前は金の3倍ほどしたくらいですから、その代替品としてホワイトゴールドが出回るようになったのです。
ホワイトゴールドは一般に18金か14金です、K18WG、K14WGなどの刻印があれば、ホワイトゴールドです。
ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。
代替品と聞くと安そうな印象ですが、金であることに変わりはないので、買取ショップでお金に変えることは勿論可能です。
金の買取を初めて利用する際、ぜひ注意してほしいのは、悪質な店に騙されないよう、お店選びに慎重になることです。
最初に目が行くのは買取金額かもしれませんが、その店が本当に信用できるのかどうかを十分見極める必要があるでしょう。
レビューの内容が悪かったり、そもそもレビューが少ないお店は買取を依頼するべきではありません。
買取価格は高い方がいいと思うかもしれませんが、手数料の額によっては、結局他の店と変わらない金額しか受け取れないので、利用する前に確認しておきたいところです。