最近数が増えてきた金買取ですが、その中には明らかな詐欺もあるので気を付けてください。
悪質な詐欺のケースは、訪問型の買取に多いと言われています。
主婦やお年寄りを狙って家を訪問し、要らない金製品を買い取るとゴリ押しするものです。
こちらが相場などを知らないのをいいことに、納得できない安価で買い叩かれてしまったり、廃品回収か何かのように、粗品を渡して金を持って行ってしまう場合すらあります。
玄関先に上げてしまうと非常に危険なので、しっかりと拒絶し、自分の財産は自分で守りましょう。
近年、金の買取ショップが増え、買取価格が全体的に上昇しているようなので、この機会に買取に出そうという方が多いようです。
この時は、その金額や状況によりますが、必要な書類を揃え、確定申告の手続きをしなければなりません。
売却額から購入時の費用などを差し引いた利益は、給与取得者であれば原則的には譲渡所得として扱われますが、この内50万円までは特別控除、つまり税金を払わなくていい部分になります。
一年間の譲渡所得や他の利益の合計が50万円を上回らなければ、税金はかからないということになります。
久しく会っていなかった祖母が先日亡くなり、私も遺品の指輪をもらったのですが、古いものですから、中には石が欠けているのもありました。
金買取に出すのがいいと聞いても、今まで使ったことがなく、素人が手を出して大丈夫なのか不安もありましたが、友人から直接の口コミもあり、思い切って行ってみることにしたのです。
いざ行ってみると、査定にいい加減なところもなく、お店の雰囲気も思ったより開放的でいい感じでした。
金額もいい意味で予想を裏切るものだったので、結果的には正解でした。
金買取のシステムは店によって千差万別です。
鑑定にかかる鑑定料や、買取時の店の取り分である買取手数料を無償にしている店ならいいですが、有料の店も少なくありません。
高額買取を掲げている店でも、こうした費用が設定されていたら、これらが差し引かれることで、現実に買取額として受け取れる金額は随分減らされてしまうのです。
なんだか、業者にしてやられたような気分になります。
特に初めての方は、利用する店舗を決める際に、買取のシステムの確認は怠らないようにしてください。
金買取業者は大抵の場合、業者自身の取引の安全を守るためにも、未成年者への利用制限が設けられている場合が多いです。
そのため、未成年の人は買取を利用できないというのが原則です。
ごくまれに、年齢制限が20歳未満ではなく18際未満の場合もありますが、その場合は親権者の署名捺印が必要なので面倒です。
この場合でも、18歳を超えていたとしても、職業を確認され、高校生なら買取は不可というのが一般的です。