金といえば純金を思い浮かべる人が多いでしょうが、実際には色々なものがあります。
よく聞く「24金(24K)」というのは純度100パーセントの金を指します。
合金、つまり純金ではなく他の金属が混ざっている場合は、「18K」などになります。
勿論これは純金より安いのです。
この18Kというのは簡単に言えば4分の3が金ということです。
そして、金に何を混ぜているかによって、金の色や呼び方が違うのです。
銀と銅が五分五分ならイエローゴールド、パラジウムが25%入ればホワイトゴールドなどと、金以外の部分の比率によって合金自体の色合いが変わるのです。
金製品の価値を測る上で、大切なのは純度だということです。
便利な金買取ですが、一部では明らかな詐欺もあるので気を付けてください。
中でも「訪問購入」のケースは悪質なものが多いので気を付けましょう。
呼んでもいないのに自宅を訪れ、しつこく金製品の買取を勧めてくるという事例です。
こうした訪問購入は近年問題視され、法規制もされていますが、店に売りに行く場合と比べて非常に買取金額が低かったり、後から売却のキャンセルを申し入れても応じなかったりと非常に悪質です。
話に応じる素振りを少しでも見せると、後が面倒なので、そうなる前に拒絶の意思を示し、追い帰すのが得策です。
金買取の世界には、業者の方から個人宅を訪れて、強引に金製品の売却を迫るケースがあり、「訪問購入」と呼ばれています。
買取金額があまりに低かったり、時にはグラム数を誤魔化されていたり、強引に売却に同意させられてしまったなどで、後悔しても時既に遅し、というケースも多かったのです。
ですが、対処法もあります。
金買取の訪問購入に対しては、訪問販売の場合と同じように、クーリングオフができるように法改正されたので、買取に応じてしまった後でも、8日以内は自由にキャンセルができることを知っておき、悪徳業者のゴリ押しに負けないようにしましょう。
貴金属の買取を扱う店舗では、未成年への利用規制を設定しているのが普通です。
なので、成人である証明がなければ買取の利用はできないと思った方がいいでしょう。
とはいえ、例外的に、年齢制限が20歳未満ではなく18際未満の場合もありますが、未成年者単独でお店に行く場合、保護者の同意書が必要になります。
さらに、保護者が同意していたとしても、本人が高校生であれば買取はできないのが普通です。
ここ十年ほどで金の価格が上昇し続けていると聞き、もう使わなくなった金のアクセサリーを買取ショップに持っていったところ、純度を示す刻印が入っていないから、値段は付けられないと言われてしまいました。
持ち込んだ品の内、刻印がある分だけなら買い取れると言われましたが、査定金額も低くなる上、手数料を引かれるとほとんど残りません。
できることなら手持ちの品物をまとめて全部売りたいと思って、日本有数の宝飾店街である御徒町へ行ってみることにしました。
すると、スタッフや設備のレベルが他とはまるで違うのでびっくりしました。
見た目の検査はもちろん、比重を測るための色々な機械を駆使して、刻印無しでも全て買取してもらえました。
やはり行ってよかったです。