最近はブランド物を持っている子供も多いですが、18歳未満は責任を取れないので、法律の規定により単独で買取サービスを利用することができません。
加えて、未成年と取引するのは危険なので、店が独自に制限を課している場合があり、成年に達するまでは売却できないのが通例です。
そもそも、未成年者は民法上も、単独では取引ができませんから、法定代理人である親が書いた同意書は絶対に必要です。
それ無しで買取している店はマトモではないので注意しましょう。
金の相場が1グラム5000円というと、かなり高騰していると言えますが、これはあくまで純金の価格ですから、純度によって額は下がります。
例えば18金なら、純金5000円に対し、その75%の3500円になるのです。
それなりの額、例えば200万円になるような18金は、重さで言えば単純計算で550グラムから600グラムほどでしょうね。
近頃は18金よりも安価な10金も増えてきましたが、10金までいくと純度は半分以下の41%程度。
1グラムあたりの価格は2000円ほどです。
10金だけで200万円の買取価格になるためには、必要な量は1キロほどにもなります。
多くの金買取は法律に則って誠実に行われていますが、一方で、一部では残念ながら詐欺のケースも存在します。
訪問購入と呼ばれる、自宅を訪れて金を買取る形式には特に気を付けてください。
主婦しか居ないような時間帯を狙って家を訪れ、しつこく金製品の買取を勧めてくるという事例です。
こちらが相場などを知らないのをいいことに、あれやこれやと理由を付けて非常に安価に買い取ったり、売らないと言ったものまで勝手に持って帰られるケースまであります。
詐欺や強迫のペースに嵌ってからでは遅いので、そういう業者がやって来ても、一切相手にしないようにしましょう。
金の買取を業者に依頼するにあたって気に留めておくべきことは、金の相場をちゃんと知っておくことです。
少しでも高値で手放すことができるよう、刻一刻と変わる相場を慎重に確認し、いつ買取に出すかを決めましょう。
金買取では、申込時の相場により買取額が変動するのが一般的といえます。
相場の確認を欠かさず、可能な限り高い値段で売りたいものですね。
数万円程度の買取額を得た程度なら、貴金属を売却して利益を得ても、税金を課せられることはほぼありません。
金買取を行っている業者のほうは、取引の量が個人とは違いますから、その利益に応じて課税されているはずです。
ですが、そこまでの金額を個人がやりとりすることはないでしょう。
なので一旦は安心なのですが、税法が変わることも無いわけではないので、買取店の人に教えてもらうか、事前に税理士さんなどに聞いて調べるのもいいでしょう。