オペラもソリストも終わって労働に復帰…はまだ。
もう1本オペラが残っている。
と言っても黙役で合唱にも参加しないから気楽なもんだけど。
いや気楽じゃいけないんだけど。。
キャストすごい人ばっかだし、演出も一流だからすごく勉強になる。
知ってる先輩後輩も何人かいるし、そもそも合唱団が6年前の顔見知り。
楽しい!!!
…んだけど、そろそろ疲れてきて何も感じなくなってしまっている。
普段の日じゃないくらい頭がボーっとしてる。
自分が何をしているか、何をしゃべったのかが曖昧。
私はちゃんとできていますか。
演出からは私にだけ全くダメが飛んでこない。
これは信用されているのかその逆か、もしくはちゃんと出来ているのか。
それすらわからない。
いや、普通に考えたらあの人数が動き回る中、出番の少ない私がそこまで見られる訳が。
でもここの人たちちゃんと見てるからなぁ。
せっかく呼んでもらったんだから、せめて足は引っ張りたくはないのですよ。
昨日はランスで知り合った他学の先輩を。
今日はパイセンと、魔笛やフィガロで知り合った他学の後輩を駅まで送りました。
久しぶりの運転だったのでかなりギリギリでひやひやしましたが完遂しました(日記)
そして、何故か回ってきた超大きい舞台の話は不合格になりました。
追加募集に推薦されて不合格ってのも変な話だけど、なったんだからしょうがない。
お話を頂けただけでもありがたい。そんなレベルの話だからね。
実力不足です☆
おめーの席ねーから☆☆
つまりはそーゆーことです。
でも、突然降ってわいた話のために必死で用意したのになぁ、という気持ちがない訳でもない。
あの体調の中キャンセルせずに付き合ってくれたテクニシャン氏にも申し訳が立たない。
紹介してくれたお二人にも申し訳ない。
結局ただのお気持ちなんですけどね。
すべては実力のない自分が悪い。それに尽きる。
あしたは実に40日ぶりのお休み。
そしたらもう1週間だけ頑張ろうね。
やって来ました演奏会当日。
朝、せっかく起きられたのに電車の時間を調べていなくて間に合わなくなる。
慌ててバイクを出して行くも、入れる駐車場がない。
それで20分の遅刻。GPの時間を圧縮した原因はコレだろう。
朝から少しずつ声出しをして昼まで最後の練習。
練習日が2日しかなかったし、当日のみ参加の方もいるので調整も兼ねている。
段取り、パフォーマンスもここで決定。
そう、この団体も一応プロ集団な訳で。
お弁当を食べて、開場まで舞台を借りてソロの練習。
他のベテランソリストYさん(紹介してくれた人でもある)にアドバイスを貰う。
前の練習の時にも主催氏にヒントを貰って多少マシにはなっているけど、、
やっぱり数日じゃ色々厳しいものがある。
私は歌が下手なのです。
ときどき奇跡が起きるし、その確率が異常だっただけで、根本はヘタクソなのです。
最近それを痛感する機会が増えてきた。
楽屋に戻ると主催氏から報酬を手渡しされた。
さんまんえん。
さんまんえん!?!?!?
そんなに!?そんなに貰っていいんですか!?
この私が!?
確かにソリストとしてチラシにも載ったし、実際ソロもある。
でもソロと言っても1分くらいの話で、あとは普通の団員よ!?
期待、されているのだろうか。
いや違う。演奏家を大事にしたいのだな。この人は。
Cのような木っ端自称歌い手にも丁寧に指導してくれたもんな。
事前に仕入れた情報と食い違って混乱する。
むしろ何故あそこまで問題が拗れているのかがいよいよ謎なのよ…。
それに関しては首を突っ込む気はないけど。
対立相手の方とも悪くない関係で、それを切りたくはないのですので。。
もちろんこの方とも切れたくはない。困った。。
本番はやっぱりテンション上がるよね。
適度な緊張があるとスムーズに声が出る。
合唱団員としては悪くない仕事をできたと思う。
問題で肝心のソロは…ちょっと緊張しすぎたね。。
最高音(A)はギリギリ通ったけど、それ以外もガタガタでgkbrしてた。
自分でもそう思ったし、見にきてくれた同期Yにもはっきり言われてしまった。
さらに、ソロ終わりで緊張が解けたのか最後の音で力が抜けた。
そしてさらに、2曲目の最後で歌詞ミス。
お前…………
でも、終演後はみんな褒めてくれた。
今までで一番よかったって。
お世辞も多分に含むだろうけど、ソリストYさんなんかは笑って肩をたたいてくれた。
歌が上手くなりたい。本気でそう思ったよ。
今回はなんと10人もの人が聴きに来てくれたのです。
両親、Y田、中学同期K夫妻、叔母とその友人たち、同期Uさん。
本当にありがとうございました。
お花まで頂いてしまって!!
特に中学卒業以来になるK(旦那)には驚いたワ…。
嫁の方も合唱界隈経由であちこち繋がりあるみたいだし。。
余談だけど、帰りに駐車場でまた揉めたよ。
と言うか二輪非対応のところだったみたいで、まさかの支払い免除になったよ。。
ごめんなさい。ごめんなさい。。
3本目、終了。
……は日記帳へ。つまりここだ。
日曜日、急に大きな舞台へ乗れる話が来た。
前に受けようとして諦めた鹿国の蕩。
あまりに人が足りなくて味噌国の木っ端歌い手(自称)(要出典)にまで話が回ってきてしまったらしい。
聞いていたより報酬も上乗せされている。
もちろん行きたい!
勿論なにもなしでハイOKとなる訳もなく。
参考音源出してね。できればイタリア語で。レッスンでも何でもいいよ。
とまぁ、普通に考えたら激甘ゆるゆるも良い所な条件なんですが、、
私にはそれすら全くない。なんならもう2年以上レッスンは受けてない。
と言うことを零しかけたら流石に眉を顰められたので自重。
mnrさんは去年のサンドリヨンを送って通ったらしい。
あれフランス語じゃ……
兎にも角にもなにかを用意しないといけない。
なんとかテクニシャン氏を捕まえて、その日のうちに約束することはできた。
お互いの用事もあって水曜19時。〇池の〇音。
当日つまり今日。いや昨日。
私はそもそも二か所労働の日で時間はカツofカツ。
昼の移動時間はなぜか動けなくて練習もできず、発声すらなしでスタジオへ。
そして現れた彼も体調激悪でとても仕事をさせられる状態に無く…。
無理なお願いでごめん。君しか頼れなかった。。
打ち合わせも合わせもすっ飛ばしてなんとか2回だけ弾いてもらって、それを録音録画。
帰って聴いたらまぁこれが酷い。
いや、伴奏は打ち合わせもなしであの体調と考えたら良い仕事だったよ。
歌だ。歌が酷い。
思えばずっと何年も自分の歌なんて録音してなかった。
これでよくセミプロ名乗ってたよな。
これで歌が上手い気になってたなんて反吐が出る。
氏になさい。いや氏ね。
それでももう時間もない。
送ったよ。後がどうなるかはもう知らない。
受かったところで別の約束を3つも反故にする人間にはなるんだし。
受かってると、いいけどね。
そして、今週のお仕事(演奏会)のデッドラインは本日18:00。
先週の時点でかなりの醜態を晒しているので、本気で後が無い。
本番前日にズタボロになったのは自業自得として、主催の方には無駄に焦燥感を持たせてしまったし、他の参加者たちにも迷惑を掛けてしまっている(参加する全員にオンラインで時間を取って諸注意が入ったそうな。そして今からでも降板はあり得ると注意もされている)。
ゴミだね。
私のことを何年もカスと呼び続けた親友の目に狂いはなかったんだよ。
でも、最後まで少しくらいは足掻きなさい。
出来ないのなら氏になさい。
生存目標はあくまで目標なので。
先輩から紹介されて初めて行ったエウロの舞台。
参加初日がいきなり2台ピアノ+弦でド肝を抜かれたのがもはや懐かしい。。
その段階でキャスト陣は暗譜もできてたからね。。
ほんと、どうなるかと思ったんだよ。
なんだかんだで本番まで終わりました。
K藤さんの本気が見れたり、軽く演技指導して貰ったり。
バイト仲間と初めて共演したり、先輩と一緒にバイク話したり。
エンドレス餃子に2回も連れて行ってもらったり…
何故かI山先生にも顔を覚えて貰っていて、フランクに接してもらえたり。
何より主催の先生に「お、来たか」と言う視線をもらえたことが嬉しかった。
この時点で数回しかお会いしたことがなかったのにね。
パイセンとO君は条件面で不満があったみたいだけど…
私は実はこっそりギャラ代わりにチケット頂いていたので、何の文句もない。
sれも母が買ってくれたからね。
むしろいろいろ良くして貰いすぎている。。
だからいい思い出しかないし、とてもいい経験だったと思う。
これがなきゃこの題材触れなかっただろうし。
本番後、随分久しぶりな打ち上げもあったです。
人数が多すぎて店に入り切れず、5人だけ外にはなったけど、それでも楽しかった。
先輩方が本気でオペラ好きなんだなと言うのもよくわかった。
自分もそろそろ少し意識を変えた方がいいのかもしれない。。
そして一次会は余裕のある大人が多かったからか、若者は1000円でいいと言われてまたびっくり。
皆さん1万円ずつぽんと出してくれたらしい。これが大人の余裕か!!?
自分に至ってはその1000円すら先輩がだしてくれたのでタダ…マジか……
2次会は矢場町までさ迷って、2時まで飲み続けてた。
雨の中皆さんを見送って、自分はネカフェへ潜伏……
翌朝は9時くらいまで動けなかったのはここだけの秘密(
春の本番ラッシュ、2本目が終了!
昼は来週の音取り。夜からシェニエの稽古。