あの娘。つまり高校時代のあの後輩。
私が「後輩ちゃん」と呼称する唯一の女の子。
再会しました。8年ぶりに。
細々と送っていた年賀状を送らなくなって3年くらい?
私はL〇NEを消して、彼女はTwitterを消して。
家の場所は知っていましたが、会いになんて行けるわけもなく。
それでも辛うじて繋がっていたヒで、辛うじてお互いの生存くらいは知っている関係。
2〜3年前からはディーラー垢とも繋がってたんだけど。
それでも一度だって会うことはありませんでした。
あ、誕生日にリプだけしてましたね。それもここ2年くらいの話。
転機…でした……?
18日がわが町のアミューズメントバー最後の出勤と知って、こっそり半休を作りました。
そこまでしても当日の夜まで連絡すら出来ず、行くかも迷いに迷って…。
相変わらずである。ヘタレもここまで極まるともはや名人芸ぞ。
夜になってようやく一言連絡。
歓迎してくれるという返事を信じて、わざわざ電車で向かいましたよ。
地図まで送ってくれた。嬉しかった。
これ以上ないくらい緊張してた。
店の前まで行ってもまだ踏ん切りがつかなくて、数分ぐるぐる回ってた。
さらに初見客を装って入店する極めっぷり。
応対してくれた彼女も気づいてなかったくらいの完璧な初見客。
努力の方向性ェ…
メンバーズカードを作る段になって初めてHNで名乗って、それでようやく気付いてもらった。
彼女は人望も厚かったようで、顔見知りが山ほど来店してたみたいでした。
すごいな。と素直に思ったよ。
そこからがね。
可愛かった。
あの頃と同じテンション、同じトーンの同じ声で。
そこには全力ではしゃぐあの娘の姿があって。
事前に初心者と伝えてあったので、隣につき切りで説明もしてくれて。
何なら常連さんたちやディーラー陣まで手札を見せつつ解説してくたのですよ。
先輩と紹介されたので卓の皆から「先輩さん」なんて呼ばれたりね。
優しすぎかよ……
そう、隣である。
隣にあの子が座っていて。
何か言うたびに体を寄せてくるので、あの頃と同じ、控えめすぎる彼女の匂いがする。
ときどきこっちを見つめてくれる濡れた瞳。
そう、君のその目が好きなんだよ……
暗黒期だった高校の、最後の一年間、その一番いい思い出が蘇って来て泣きそうでした。
彼女は1年ぶり!くらいの変わらぬ態度で居てくれたのに、僕の方が余所余所しかったかもしれない。。
ポーカーは初めての初心者だからしばらくは見学にさせて貰った。
途中から見るだけじゃなくて参加もしたけれど、イマイチ覚悟が決まらず勝負はできなかったねぇ。
それでも楽しかったのは本当よ。
ディーラーの居るポーカーてこんなに面白いのね。
そーいや中学生くらいの時には憧れてたよなぁ。
図らずも10年越しに叶った感じね。
最後はみんなでラーメン…と言う話にはなったものの。
肝心の後輩ちゃんが潰れてしまったのでお開き。
最後までチラッと視線をくれたので、勘違いしそうで怖かった。
ただひたすらに可愛かった。
そこから4人がかりで彼女を家に押し込むまでのひと騒動があったわけだけど。
これはあまり語らない方がいいのかもしれない。
と、ここまで書いてしまう時点で私のお里が知れるわね、、
手元にはポーズを決めてくれた写真が1枚。
DMで無難にお礼は言えたけど、失礼になっていないだろうか。
そんなことばかり考えてしまう。
そういえば。
酔っぱらている頃、私暇なの!暇!−−−に付き合って!(聞き取れず)
と言われた気がする。
あと、今日じゃない〜も何度か言ってた気がする、
人の話を聞き流す癖がついているせいで肝心なところが聞こえていない。。
適当に返事をしてしまったのよ。。
僕のバカ。
うん、はっきりわかりました。
僕は今でもこの人のことが好きみたいです。
今まで8年間なかったドキドキが、2日経った今でも止まらないもの。
他の誰も好きになれなかったのは、ずっと好きだからだったのかもしれない。
結局、そう言う事なのかもしれない。
ずっと、あの娘にもう一度一度会いさえ出来ればもう未練はなかった。
と思っていたし、事実そうなのだけれど。
また会って、この人と生きてみたいな、と思う自分もいる。
そう、8年前とまったく同じ。
さて、欲張りな僕はもう一度会ってゆっくりお話をしたい訳なんだけれど。
どうやって誘えばいいんだろう(**並感
あーあーあー
……これで未練はなくなったねぇ。