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MidCrowNight Radio.#4

小咄語り・2

青い空

赤い2人

立ち入り禁止の屋上でそっと呟く

「…このまま死ねたら最高なのにね…」


そして、静かに歌声が流れたー…

ーーーーーーーーーーーーーー

綴りだしては

また、戻る

物語なら、やり直せるのに

最後には巧く行くのに…


…現実は何時も一方的だよね

ーーーーーーーーーーーーーー

貴方が居れば

何も要らない

夢も希望も自分も

貴方の為なら総てを捧ぐ


喩えそれが、世界の終焉でもー…

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その声は誰のもの?

その歌は誰の為?

死が色濃い灰色の街

誰も知らない歌が流れる

静かな歌は優しくて怖い

だって…

それは、世界の悲鳴にも似てー…
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Life is music

さぁ、声を張り上げて

総てを晒して感じて欲しいんだー…


先程から音漏れを続けているヘッドフォン

本人は気付いているのだろうか?

「なぁ、耳悪くするぞ?」

それとない忠告を無駄と知りつつしてみる

「あ?何か言ったか??」

やはり聞こえていないのか…

軽く肩を落としてみせる

「…そうそう、此処なんだけどよ…」

俺の忠告を完全無視して、漣はメモを見せる

因みにコレは俺の演目表だ

「コレはもうちょいスピード感ある方が良いと思うぜ?」

「って言われても…」

演技を変えるとなるとそれなりに大変なのだが…

お構い無しに漣は携帯を弄び始める

オイ、幾ら相談を持ち掛けたのがコッチだからってその態度はどうだろうか?

半眼でそう思った瞬間

携帯から軽快でノリの良い曲が奏でられる

自然とリズムを取る、馴染み易くて動きやすそうだと思った

「どうだ?」

「あぁ、悪くない」

コレなら違和感無く組み込めそうだ

「じゃ、送っとく」

サクッと送信しようとする漣に俺は慌てた

「ちょ、著作権侵害だって!こういうのは確認してからだな…?」

身を乗り出す俺に平気平気、と軽く手をひらつかせ

「コレ作ったの、俺だから」

ニッ、と笑われた

人は見掛けに依らない

いや、ある意味見掛け通りなのか?

固まった俺に漣は不服そうな顔をする

「んだよ、その面は…」

余程顔に出たのか、苦笑しながら慌てて取り繕う

「ま、良いけどよ」

半眼で携帯を差し出し、送受信が完了する

相変わらず、音漏れのヘッドフォン

「なぁ、毎度思うんだが、何聴いてるんだよ?」

何気ない問い

そろそろ次の授業に向かうのか、席を立った漣がコチラを振り向く

「俺が脳髄まで犯された曲」

ニヤッ、と笑い片手を上げて漣は立ち去った

……今のは誤解を招くんじゃないのか?

半眼で見送った俺は深く考えるのを止め、再び演目の推敲に取りかかる

歌に乗せて届け

まだ見ぬ貴方へ

この世界はまだ、歌い続けているのだからー…
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存在の影響

毎度思うけれど、皆かなり個性的だと思う

だから綺咲や鳴狐とかの扱いが酷い←

忘れているんじゃない、周囲が濃すぎるんだ、うん(ぇ)

それぞれ違う良さが出てくれると良いけど…

なんか突き詰めると似たような設定だったりもする;

それぞれが絡み合って生きているからさ、きっと影響しあってるのかな?

良くも悪くも、ね?(苦笑)
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