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Trick or …

それは死者の祭なんだと、何かで読んだ



「君が嫌いだよ」

当たり前な顔で適当に寛ぐ影に不意に放つ言葉

相手がコチラを見る気配がするが、コッチは一瞬たりとも目を向けない

「唐っ突…」

君の言葉は苦笑混じりな声だったー…



―――――ーーーーーーーーーーーーーー


「この世界で、今僕が消えても、きっと何も変わらないよ」

「そうかな?」

「そう。そして僕が居ない事で、誰かは幸福になるんだ…」


そうであってくれたら

どれだけ自分は救われるのだろう…?



―――――ーーーーーーーーーーーーーー

「君は悪戯ともう一方なら、どっちを選ぶ?」

何時もの様に、距離を挟んで

視界に映らない君に声を掛ける

「悪戯する方が好き、でも、君の悪戯なんて想像付かないや」

軽薄な笑い

「そうかな?」

「そうだよ」


夜はただ更けて行くー…



―――――ーーーーーーーーーーーーーー

「君に悪戯してあげる」

「どんな?」

暗い夜に、冷たい空

「僕を…」

唇の動きを止めた時、君はどんな顔をするのかな?



―――――ーーーーーーーーーーーーーー

一瞬の驚き

何時もの平常な顔

伸ばされた腕は月明かりに照らされる

微かに笑う自分

何時もの笑みが消えた君

首に添えられた両手に、優しく触れてあげた



―――――ーーーーーーーーーーーーーー




月明かりと、夜に浮かび上がる

力無く横たわる姿

白い肌が余計白く映えるから

君はこのまま目が醒めないと思った






「らしくないね」

素直にお菓子をねだれば良いのに


冷めた星が、流れた気がしたー…
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秘密の鍵より開く扉

性状と調和

漣:ぶっちゃけ、俺は学園退学でも良いしな…

斎:内情が探れなくなる、デメリットが多いぞ?

漣:それはお前に任せるし(ニヤッ)

斎:さて、お前の性状について…、か…

漣:今更な気がするよな〜…
(頭で腕組)

斎:口が悪く、性格は捻くれている好戦的なツンデレ

漣:Σちょ、それは酷くねぇっ!?;

しかもツンデレじゃ無ぇし!!;

斎:異義あり、だ…
(某赤いヒラヒラ的ヤレヤレモーション)

漣:な、何だよ…;

斎:物証ならある、決定的な、な…
(ニヤリ笑いで認定書提出)

漣:Σギャー!!へっ、変なもん提出すな〜!!!;

斎:後は意外と常識は有る、音楽依存の携帯ジャンキー

漣:ぐぐっ…;(否定出来ない)

斎:高校中退の前科有りの健全不良青少年

漣:ぐぬぬぬ…;(やはり否定出来ない)

斎:後は…

漣:ストップ!大事なのはそんな所じゃ無ぇだろ?

それにお前も人の事言えねぇし(半眼)

斎:ほう?

漣:お前なんか

性悪毒舌不遜な俺様悪魔的ドSマスマじゃね〜か!

斎:で?

漣:更に、放禁ギリギリ発言常習のいかがわしいの代名詞じゃん!!
(ドビシッ、と指突き付け)

斎:だから?

漣:人間性やら経歴はお前の方が悪い(キッパリ)

斎:残念だが、俺はそれなりに場の協調性を破壊してはいない

お前と違って立ち回りが良いからな(シレッ)

漣:Σグハッ…!!

あぁぁ、なんでこんな慇懃無礼な奴にファンクラブとかあるんだよ…;
(ずーん)

斎:慇懃無礼だからだろう

直接剥き出しにしてるお前よりオブラートに包んである俺の方がまだ穏便だ

漣:回りくどいのは好きじゃねぇ…;

俺だって好き好んで敵を作ってる訳じゃね〜し、協調性だって皆無じゃ無いんだし…
(肩落とし、ぶつぶつ)

斎:………

漣:何だよ?

斎:別に?(ニヤッ)

漣:…あっそ…;
(半眼で言及せず)

斎:…クククッ…、取り敢えずは今後様子見だな

現状回復に勤める事だ

漣:はぁ…何だかなぁ〜…;
(ガックリ)
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冷たい雨は君を濡らす

ざぁざぁと、降っては視界が朧に霞む

その中で立つ、君の姿はー…





本降りになった雨

秋の季節だけに、一層と寒い

暗く重い雲は氷雨を落し続け、冷めた風が吹き込んで来る

仄かに、揺れる橙色

薄く目を開ければ暖かな炎と正反対の壁に背を預ける長身の姿

「……っ…?」

体が重い、言葉は音に成らずに流れた

「気が付いたのか」

何時もと変わらぬ不遜で、通る声が耳を打つ

そろそろと顔を上げれば、対面の数学者は真っ直ぐにコッチを見ていた

とはいえ、暗がりで表情ははっきりしない

「俺…また暴れちゃった…?」

掠れた音はやっと声に変わった気がした

「愚問だ、それに無駄口を叩くなら寝ていろ」

思考の邪魔だと言いた気な口調

俺はその言葉を身を案じてくれているのだ、と解釈し、再び重い瞼を閉じた…




―――――ーーーーーーーーーーーーーー



雨の音がする

濡れた、土の匂いだ…



のろのろと瞼を上げる

どれくらい寝ていたのだろうか…?

ふと、視線を巡らせる

炎は見張りをせずとも適度に保つ様にされているのか、相変わらず光と熱を与えてくれている

気が付けば、彼の姿がそこに無かった

「……?」

不思議に思い、上体を起こす

気怠さは有るものの、傷は無かった

更に大きく視線を巡らせれば、入口を過ぎた辺りに人影があった

よろよろと瓦礫に掴まりながら歩を進める…

雨音は激しくなり、冷たさが熱を奪う

ぶるり、と身震いし、俺は自分を抱く形で入口に立った





白とも灰とも見える雨滴の壁

その向こうに、先程の影はあった

コチラに凜と背を向けたまま、少し顔を上げ、空を見ている様である…


濡れた衣服や髪、肌から静かに雫が落ちて行く

その姿は、何故か胸騒ぎがした

「……斎…、泣いてるの…?」

名を紡げば、若干コチラに顔を傾け、色を失った肌に形の良い唇が、微かに笑みを浮かべた

「……まさか…」

あっさりと否定される

声は何時もと変わらぬ事に、何故かほっとした…

角度のせいか、赤紫にも見える前髪に目が隠れていて見えない

すっ、と雨滴が頬を伝い、顎から垂れた…


「…風邪…引くよ?」

「お前と違って俺は馬鹿では無い」

ざっくりと切り返される

心配も詮索も不要、という雰囲気だ

俺は小さく溜息を吐き

「そう…」とだけ呟いて彼に背を向けた

暗闇を数メートル歩けば、先程の炎が俺を照らした

予想より寒い事を震える体が今更自覚し、火になるべく近付く

パチリ、と爆ぜる音がした

斎は、基本的に不遜で、唯我独尊みたいで、性格が悪い

何時もその言動は悪魔じみているし、被害を挙げればキリが無いと思う

知り合ってたった数年でコレなのだから、今後もそうに決まっているだろう…

ふぅ、と息を吐く

…それでもー…

それでも、斎は戦闘や日常でコチラに力を貸してくれている

今も、この炎は彼が出したモノだし

俺も、放置されず此処へ運ばれたのだろう…

斎は、存外悪い人では無いと思っている

何だかんだ有るが、それでも時折は優しい気がするのだ…

出会い頭の彼は、間違いなく今より冷たかった

颯刃が連れて来た時は、言い知れない恐怖を感じてしまうくらいだった…

必要以上に皆、距離を保っているのだが、斎が示す距離感は他の人より遠く、そして侵し難い気がするのだ…

また、溜息が出る

と、

「下らない思考をする程、お前は賢くは無いぞ?」

少しだけ威圧すらある声に、俺は驚き振り返った

「さ…」

「お前が考えている事は大抵顔に出ている、だから読まれるんだ」

シレッ、と言い捨てると対面に腰を下ろす

呆気に取られている俺はふと、違和感を感じた

「あれ…濡れて無い…?」

雫一滴も零れぬ姿は先刻同様何時もと変わらないままである

「フン、濡れた方が良かったか?」

ニヤリと笑う顔に、何故か焦り、俺は思いっ切り顔を横に振った

「直に雨は止む、学園に帰還するからお前は休め」

倒れたら放置して行くぞ、と、にべも無い台詞に体の力が抜けるのと同時に疲労が襲ってきた

横になり、暫く何か逡巡しようとしたが、呆気なく俺の意識は事切れてしまった…








「お前は本当に馬鹿な男だ…」

寝入る姿に罵倒を一つ

少しずつ空は白み、雨音は遠退く

さて、これからが肝心なのだろう


炎は静かな風に靡き、熱を上げたー…
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所持と姿

取り敢えずミミイ以外はイメ出来ましたな

吸血鬼と狼は使いました(前述の通り)

機械人間と包帯と魔女は保留
恐らく取引材料と化します←

スキル本は対価として支払った為、まほかけと包帯しか無いです(半泣)

まぁ、おかげで御巫手に入ったから良しとしたい…;
(地味な未練w)

ふと思ったんですが、イメ着用数のムラが酷い←

制服除いて書いてみると

斎:吸血鬼・陰陽師
颯刃:浴衣
漣:狼
勇音:くノ一(優音ちゃん)←
火澄:ウォリ(暴走用)
月影:若武者(コッチが基本)
鳴狐:お嬢・浴衣・御巫(確定)

綺咲・夕華・鏡人:無し←←


…依怙贔屓がある気がしなくも無くも無い;(ぇ)

月影さんは制服無い(←)ので実はイメ無しでも正解です(ぁ)

女子…誰か似合うイメを教えて下さい;

綺咲にウェディングでも良さ気だが、手持ちありませんorz

鳴ちゃんがやたら変容されている罠(苦笑)

敢えて斎に聞いてみると…

「変容が必要な奴は必然的に姿が増える」

そうです

何故かは理由があるんですがね←

夕華は何着せたら良いか解らない;

パンダは姫菜と被りますかし…;
(ガーディアンネタ)

鏡人も合うイメが解らない;

皆、今後次第だな…

絵師様に期待!←

しかし、優音ちゃんと狼は確実に斎の気まぐれから来たネタですなww;

偏ってるけど嫌いだからじゃ無いんです

あぁ、困ったなぁ…;
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