足元では国際金融市場がやや落ち着きを取り戻したようにみえる。
しかし、中国では今後しばらくの間、リーマンショック後に導入された大型景気刺激策と米国の量的緩和がもたらした
「バブル」を徐々に弾けさせる政策措置が取られる予定だ。
それと同時に、中国の全国人民代表大会で謳われているように、構造改革も推進される。
中国による「静かなるバブル崩壊」(バランスシート調整)は痛みを伴うものであり、バブル崩壊が進行する限り、国際金融市場では緊張が走りやすく、
緊張時には金や円などの資産にマネーが還流しやすい。
世界の投資家の目には、中央銀行がマイナス金利を深化させることが、「マネー経済の行き詰まり」の象徴として映っているはずだ。
金への資金流入は、マネー経済の行き詰まりに対する代替的な投資行動だと考えられる。
他方、円については、日本が対外純資産国であることや経常収支黒字が定着してきたことで、買い安心感があるようだ。
ドル/円では110円方向への下値リスクがあるとみている。
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