終始、私事。
最近、よく少女漫画を読んでいます。
昭和のものです。
昭和にしろ平成にしろ、私はどうにも少女漫画が苦手というよりは、嫌いなのです。
やっと胸はって嫌いだと言えるようになったのは、すきな話が見つかったからです。
本を読む時に、気づけば複数の人物の主観に自分の目を乗せながら話を進めているのです。それは私に限った話ではないでしょうが、どうにもこれが少女漫画になると、彼女らや彼らになれず、どうしてそうなるのかと思ってしまうのです。
少年漫画ならできるかといえば、視点が借りやすいだけではありますが。本当になれるんだったら何も彼らが分からないだなんて頭抱えることもないでしょう。
ただ、分からないだけであれば、どうしてそう思うのかという興味も持てているはずです。
それに、嫌悪に思うのは少女漫画だけではありません。
美しいもの、花、アクセサリー、着飾る服、恋愛事、化粧、明治、大正、作品の鬱傾向、ツンデレ、綺麗系厨二、諸々。
けれどこの中には好きなものも同時にたくさんあるんです。思わず避けるほど好きであるのに、その性質に気づいた時に、ひどい嫌悪を感じます。
私は別に自分が男だとも女でないとも、男になりたいとも思いませんが、男だったら楽だろうと仕方のないことはたまに思います。男でも別に楽じゃないと思うけれど。
べきだ、とまでは言われないものの、女の子ならばこうであろうというものは、普通に生きていればいろんな言葉の端々から、当然のように、それに例外がないかのように聞こえてくるものです。
それによって女の子らしい人の図やその人の好むものが、嫌えどイメージとしては残ってしまう。
先日、ディズニーランドのガラスの靴を見て、「あれは永遠の憧れだよね」と言ったことがありました。
半分は他人事だったのに、おかしなことに、泣きそうになりました。
ひどく焦がれていました。憎んですらいたように思うのに。
まあシンデレラストーリーを蹴り飛ばしたくなるだけで、シンデレラそのものは別に嫌ったりしてないんですけど。
あれを好む人間である自分の像を、いろんな場所のてっぺんに置き去りにしてきてしまった。ああはなれないものとして。
大層嫌うあそこには、未だ私がいるのです。
少女漫画を読んでも、美しいものを見ても、かわいいものに出会っても。
だから余計に拒絶したくなるんだろうな。いろいろ手伝ってもらって最近は多少素直になったように思いますが、よくも悪くも…かわいいの基準なんてばらばらですよねえ…
長年のうらみつらみの正体が明らかになって、すっとしたような燻ったままのような。
ただ、女の子を女の子に育てるには、小さい頃からロングにしたりスカートはかせたりするべきだろうなとちょっと思ってる。小学生になってからじゃあれは…手遅れだ…
鞍馬の火祭りわっしょーいな話をするつもりが本日午前でふっとびましたごめん。
どっちにしろ銀魂関係なくてもっとごめん……(´・ω・`)
対象が生き物じゃないからひっっっっさしぶりに言わせてもらうよ!
死ねば!!!!!!!いいのに!!!!!!!!!!!それらしさなんか!!!!!!!!!!!!!!!