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リンクの宮司ジェイド×ロクロウガイ



追記でアスタリアのルーク×覚醒ガイ


リンクのジェイガイは和風ファンタジーパロがしたい…!!

ガイは一人旅をしてる。
人探しでもしてもらおうか。
誰が良いかな…うーん…ヴァンにしようか。
「消えた幼馴染みを探してる」って、神社の神木で雨宿りをしてるガイを見つける神社の見回りをするジェイドかな。
でも

「おや、こんな雨の中いかがしましたか」

「雨宿りだ。見てわかるだろう宮司さん」

「見たところ旅人のようですが、傘を持っていないんですか」

「ああ、荷物はこれだけでいい」

旅人は背中の刀を撫でる。変わった男だとジェイドは思う。

「風邪をひきますよ」

傘を差し出すジェイド。雨に濡れる

「…いい。あんたが濡れちまう。雨が少し落ち着いたらここから退くから放っておいてくれ」

「そうは言っても、ここは神社で私はここの宮司です。神無月でもないのに見て見ぬふりはできません。面倒ですがね」

「変わった宮司だな」

「なりたくてなった訳ではありませんからね。ただの跡継ぎです」

傘を受けとるまでジェイドは雨に濡れ続けるとガイは察して、諦めたように傘を受けとる。

「旅が終わったら、必ず返しにくるよ」

「ええ、待っていますよ。」

走り去るガイを、見えなくなるまで目で追う。見上げる雲はまだ暗く、弱まる気配を見せない。

「…容赦のない雨ですね。メガネが曇ってしまいました」

彼の旅路がどうか無事であるように、と、らしくないことを願っていた。


それからしばらくたち、また同じような酷い雨が降る。そういえばあの青年はどうしただろう。ふと思い出すと、巫女が大慌てで自分の所に来た。

「たいへんです!神社の入り口で人が倒れています!!」

ライラに連れられて行くと、そこにはあの日出会った旅人の青年が倒れていた。
傘をささず、閉じた状態のまま大事そうに抱えている。


神社の居住スペースにつれていき、横にする。ライラを部屋から退出させ、男の服を脱がし、体を拭いてやる。服は以前会った時に比べてずいぶんボロボロで「これがあればいい」と言っていた大剣は所持しておらず、もう1本持っていた刀は刀身が折れ使い物にならなくなっている。
鬼の群れにでも襲われたのだろうか。

簡単な傷の手当てをし、2日が過ぎた。

男は目を覚ました。

「…………。」
「やっと起きましたか。」
「……傘。」

ずいぶん掠れた声で、側に置いておいた水差しを渡す。

「ライラ、彼が目を覚ましたので何か食べる物を用意してください」

廊下に顔を出し少し大きめの声を出すと「はーい」と大きな返事が帰ってきた。

戸を閉め、彼に視線をうつすと現在の自分の状況がのみこめないのか空になったコップをぼぅっと見つめている。

「大丈夫ですか?」

しばらく間を置いて、彼は言葉をつむぐ。

「……傘、は…無事だったか?」
「ええ、あなたがあの雨の中、使うこともなく大事に抱えていたおかげで大丈夫でしたよ。傘はね。」
「そうか…良かった。」

倒れておいて何が良かったのか。
呆れるジェイドをよそに、ガイは起き上がろうとしている。

「どこに行くんですか。まだ安静にしていなさい。」

ジェイドが制止するとガイは駄目だとなおもそこから退こうとしている。

「何があったか言いなさい。私が納得できる理由があるなら、あなたの望み通りこの手を離しましょう」

ガイは話す。旅の理由と何があったかを


ガイは幼馴染みを探していた。
悪いことをするのだと言っていた。
ガイはそれを手伝うことを望んだ。
けれど幼馴染みの男はそれを拒絶した。
ガイを危険な事には巻き込めないと、ガイを閉じ込め、部下に世話をさせた。
幼馴染みは、魔除けの御守りだと大剣をガイに置いていった。
ガイは閉じ込められていた場所から逃げ出し、幼馴染みを探していた。
幼馴染みの部下から剣を奪い、逃げ出そうとそれを振り回していくうちに剣の腕は上達した。向こうはこちらを殺せない。命令だから。
時々現れる魔物を倒し日銭を稼ぎ、その場しのぎで旅を続ける。いく先々で悪人の噂を聞きながら、幼馴染みの男を探して。

「ここを出てすぐ、やっと幼馴染みらしい男の情報を掴んだんだ。でも、行ってみたらもう奴はこの世に居なかった」

だから、剣は返してきた。
申し訳程度の簡素な墓に、魔除けの剣を返してきた。
だから、ここまで来るのに苦労した。
剣を手放したとたん鬼や魔物が湧いて出るんだ。傘を壊さないよう気を付けて、逃げながら戦ってたら、唯一の戦う武器が折れて使えなくなって

「それで、寝ずにずっとここまで走ってきたら、あいつら神社には近付けないみたいで、安心して倒れちまったみたいだな」

「それで、あなたがここに居れない理由は?」
「俺は、悪人を助けようとしてたんだ。結局未遂に終わったけど、神様の側に居るのは、どうしても居心地が悪い」
「なら、ここで働き、償えばいい。先程の話からすると、帰る所も無いのでしょう」

宮司の提案にガイは驚く。

「なんでそこまで…」
「さあ、私も、ここの前の宮司に拾われた身ですからね。同情なのかもしれませんが、単純に放っておけないのかもしれません。あなたはなかなかに無茶をする」

「……世話になったしな。この借りは働いて返させてもらうよ。」
「私の借りは高いですよ。元気になったらきりきり働いてもらいますからね」
「肝に命じておくよ。あんた、名前は?」
「ジェイドです。あなたは」
「ガイだ。これからよろしく頼む。」

数分後、おかゆを持ってきたライラとも挨拶を交わして、ガイの新生活が始まる。




…長くなった。
追記でアスタリアのルクガイ妄想をするよ!自重できないからたぶん下品!!気を付けてね!
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ガイ誕!

ガイ様誕生日おめでとう!
いつまでも沼の底から愛を叫び続けるよ!
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