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切り取られた寓話の影



あ〜…、何か今凄まじく唐突に思った



「長靴をはいた猫」ってシー君みたいだよね(ど〜ん)





え、唐突過ぎる?;
ですよね〜(苦笑)


ニュアンス的にアリスの三月兎が鏡人、チェシャ猫が斎が似合うな〜とか思って居たんですが、今回のはソレよりもしっくり来たんですよね〜…







あ、実は自分、長靴をはいた猫の話を知らなかったんです(苦笑)

「何か猫が長靴穿いて二本足で立って喋る」程度の知識でした;(ぁ)


で、メルヘンチックな話をかっ飛ばして、初版グリム童話(本当は怖いとか言われる方)を読んだ際に全体の話を知った次第なんです




表向きにざっくり言えば「みそっかす扱いの男と猫のサクセスストーリー」(わらしべ長者とかそんな感じ)なんですが、良く読めばこれ、猫で成り立ってるんですよね





御主人様の為に欺き、脅し、陥れる猫の姿

それはそれで主従の美談に見え無くも無い



でも颯刃と月影さんみたいな主従じゃ無い

寧ろシーク以外しっくりしない


シークには所謂「御主人様」は居ないけど、彼が仕事や損得抜きで相手に奉仕するならこの猫みたいになると思う



主人も権力者も暗黒王も民衆も立ち振る舞いと知恵、機転で欺く

皆を偽って、本人すら無傷じゃない奉仕

鳴ちゃんの博愛とはまるで違う、在り方なんだよなぁ…



それに、猫には名前が無い


別な話なら名が付いてるのも有るらしいですが、あくまで「猫」としか表記されてなかった


シークも名こそ有れど、正式名称は明かさないし、名乗らない事も有る


ビジュアルとかでなく、それっぽいと思う存在、案外有るようで無いんだよなぁ…?;

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