スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

あなたのことをもう忘れそうなの

あなたのことをもう忘れそうなの
募らない思いを抱えた毎日
繰り返す度そういう風にさせてしまう

あなたの瞳を見ることすら出来なくなった目は
あなたの声を聞くことすら出来なくなった耳は
あなたの髪を触れることすら出来なくなった手は
ただただ
わたしにしがみついて

いつもの日常に戻ったことが
こんなにもわたしを安堵させ
あなたを失ったのに不幸せですらいられないことに苛立ちを覚えて
あまり泣かなくて済んだのは誰のおかげなんだろうかと
不実な実をかじってばかりで

あなたの冷たいけれど優しい瞳が
あなたの低すぎない震える声が
あなたのさらさらと揺れる髪が
ただただ
好きだったけれど

あなたのことをもう忘れそうなの
わたしにはそれが怖いの
前の記事へ 次の記事へ