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絶望的に表現が理解不能


絵を描こうとして余りの杜撰さに紙を丸めて捨ててやりました、ざまぁみやがれ!!(滝涙)←


画像は直筆備忘録メモ、しかし自分ですら読めない暗黒資料orz


頼みの綱がこのネットという文字列と言う有り様w


くれぐれも画像拡大とかは駄目です、色々と不味い(主に字面の崩壊具合が←←)



色々マホロビ資料を見返したくても無い現状、余りに朧気な記憶となけなしの保存資料で賄いつつ相変わらずちまちまと世界観削ってます
(○年掛けてやがるとか言われてもあくまで公表(作品として公開)には至らないとは思っているので悪しからず)


大体筋はリピートで固まりましたので、何となく流れとかネタバレから余談冗談上げるとは思います
(主に自分が忘れるから)


……ネタバレっても爆弾よりは不発弾(話がまるで掘り下げられて無い、共感点がまるで無い為)でしょうから目が滑るのもご容赦頂きたく思います(土下座)



一先ず頭を整理したいから吐き出さないと
うん

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ダイアログ・ダイアリーズ



昔は、俺は自分が嫌いだった。





漠然と、他とは違う扱いに嫌気が差していて、
自分が負うべき痛みを与えられない事がもどかしかった。




追従する従者に、初めて我が儘を言って呼び名を変えさせてみたり。
心配するあの娘に、無理言って必要以上の介抱を拒んでみたり。


変えたくて足掻いて居たけど、どれも家の中の事だけだった。

そりゃあ、子供一人で世間がいきなり変わる訳無かったから、ある意味当然だよね。


学校では、孤立していた。
皆と違う事が理由。


白灰色の髪も、緑色の目も、
いつも身に纏う首布も、本物の刀も。

何もかもが『普通』じゃないって囁かれていた。


寂しくは無かった。と言うよりは、寂しいとは感じてなかった。

目に見えて一人でも、俺は一人じゃ無かったから。
『視えざるモノ』と一緒に居たから。


良いモノ達は話とかもしてくれたし、それが俺の『普通』だったから、寂しいなんてのは気付かなかった。


でも、いつかは自覚する。
ひそひそ話は公然の話になっていた。


「彼奴、この前一人で笑ってたんだぜ?キモイよなぁ」

「実はヤバイ家の奴でさ、何か起きるとあの刀で暴れ倒すらしいぞ?」

「変な男の人が迎えに来てるよね〜……不気味〜……」

「時々独り言言ってるじゃん、アレは絶対キチ入っちゃってる感じだよ〜、やだ〜」




腫れ物みたいに、遠巻きに、拒絶する空気が嫌だった。
変えようとした息が詰まる様な、空気。

それでも学校へは通い続けた。
嫌な顔なんてするものじゃないから、極力笑顔で過ごしていた。


クラス替えが終わっても、悪意の空気は変わらなかった。

ただ、違ったのは。
そこに彼が居た事。

新しいクラスに入るなり、特異な目に晒される。
ほら、あの子だ。なんてひそひそ話が始まる。

荷物を置いて、笑顔を浮かべてから隣の席の子に挨拶。

「俺、ここの席なんだ。宜しくね?」

「え、あぁ……宜しくな」

掴みはまずまず。一先ず当たり障りは無さそうだ。
内心で盛大な溜め息を吐いて、安堵する。


隣の子は、既に友達だろう少年達と会話を楽しんでいた。
綺麗な髪と目をしてる人だと思った。






彼は他の子と違って、俺に対しても普通だった。

昨日の宿題はどうだったか?とか
今日の給食は美味しそうだ、とか
最近はこう言う遊びが流行ってるんだ、とか

他愛ない話をたまに振ってきた。

「おはよう」から始まって、「じゃあ」で終わる日々が、何となく心地よかった。

ひょっとしたら。の感情は日に日に増して、ある日俺は決心して学校へ向かった。

「おはよう」

いつも通り始まった一日は、長いような短いような、落ち着かなくて不思議な体験だった。


夕暮れ、人気ない教室。

タイミングを掴めなかった俺はダラダラと話題を繋いで今まで伸ばしていたが、流石に下校せざるをえない雰囲気になる。

帰り支度を進める彼の姿に焦りと相まって胸が苦しくなる。

「じゃあ」まで聞こえた時に、俺の何かが堰を切った。

「あ、あっ……あのっ!!」

「うん?」

「お、おお、俺……っ……俺とっ、友達になってくれないっ!?」




……思い返しても、我ながらかなり突飛な行動でだったと反省していたり……

今や「アレはシチュエーションが完全に告白のそれだったな」なんて、恥ずかし過ぎる笑いのネタにされる程の黒……いや、まぁ歴史である。


鳩が豆鉄砲喰らう、と言うか、青天の霹靂と言うのか。

ともかく、彼の反応は『困惑』だっただろう。

「まぁ、良いけど?」

そんな一言であっさり友達認定された俺は、脱力感と安堵と喜びとがごちゃ混ぜな、変な高揚感に浸っていた。



ここからニヤニヤと笑う彼の補正、曰く。

数秒間固まった俺はあろう事か、いきなり彼の両手を握り

「ありがとう、本当にありがとうっ!!」

って嬉し泣き笑いをしていたそうだ。


……正直記憶に無い。
むしろ無くて良かった、恥ずかし過ぎる。



とまぁ、友達になっていきなりドン引きしそうな馴れ初めで、彼こと七虎勇音は今やかけがえない親友として、未だに俺と宜しくしてくれている。


親友であり、恩師であり、仲間である勇音には未だに至らぬ点を補佐して貰い、ある意味頭が上がらない存在である。


怒涛の青春時代、もとい、絶賛中二病期すら共有してしまったが小言は有れど愛想を尽かさない姿勢には、正直良いお婿さんになるよなぁと要らない事を思っていたり


勇音曰く、

「生活スキルが低い上に時々常識圏外突っ走るお前を放って居たら、えらい事が起こりそうだ。
寧ろ起こしたわお前、色々やらかしてるの自覚しろよ。

後、俺は長男だから婿じゃない、嫁取り第一志望だ」


……だってさ?
何にせよ勇音の奥さんはきっと果報者だろうね、
俺が保証するよ。


何せ勇音の親友である俺も立派な果報者だから。
うん、間違いないね。



今、俺は自分が嫌いじゃ無い。

息苦しい空気も、ひそひそ話も無い。
天命にせよ、宿生にせよ、巡りあった仲間が居る。


まだ、本当にやりたい事は見付からない。
でも、俺は、俺が出来る事をすると決めた。

だから、未来に恥じない様に生きたい。
共に生きる皆と、また笑い合って居たいから。


















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颯刃の昔語り

昔はコミュ障DQNだった(今も!?←)って話
または幼馴染み馴れ初めの話www

颯刃は多分この先も恋人≦親友みたいな重点を置きそうな性格

もういっそ夫婦漫才よろしく仲良くしてたら良いと思うんだ……(温かい目)















追記で勇音→颯刃視点で語って貰った











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