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姫が侍らせるは強き者

何故かスパフラの談笑が頭にフラッシュなされたのだが?


漣が鏡人連れて来た感じだけど大体普段通りに喧しかった件www

歌蘭さんのせいですけどね〜(苦笑)















下とかナチュラルに入るから、大体のやり取りは追記に封印しますw


漣が可哀想になるのは仕様ですなwww←←
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君と罪悪と背徳の夜

『愛してる』と『さようなら』

彼女は、どんな気持ちでそれを口にしたんだろうか?










「お願いだから」

胸の中に飛び込んで来た少女は、細い腕を背中に腕を回してすがる

「私を抱いて」

そんな言葉を、どうして欲しいと言うんだ


「…駄目だ…」

無情を装って薄い肩を引き剥がす
見上げてきた泣きそうな目が、彼女の面影を呼び起こさせる様だ

「何で!?」

誰よりそれを解ってるのは、君の方じゃ無いか

「…誰も、そんな事を望んでないだろう…」
「私が望むよ!!」

それは違う

違うだろう?
解ってるのだろう?

見つめ合う目が逸らされる


愛した人を望むなら、俺を求めるのは間違っている


「やだ」

子供がごねるみたいに、君は泣く

「やだ、やだよぅ…一緒じゃなきゃやだぁ…!!」

「……」

あやす様に頭を撫でる
何度も、何度も


「…もっと自分を大事にすべきだ…」

君が愛する人も、きっとそれを望むだろう

君が受け入れるまで、俺は何度でも非情に君を拒む
君が落ち着くまで、俺は何度でも君を諭す



君を護る事が罪滅ぼしのつもりは無い
それでも、君越しに見る面影は色褪せる事も無い


「う〜…」

再び胸に顔を埋めて、泣く姿

あの日『さようなら』を言った背中










「…お別れ…しましょう?」

「…………………」






彼女を連れて行けたなら、なんて、幻想を夢見ては
彼女を常闇に堕とす未来に絶望して









「まだ…愛してるんでしょう?」


君の無垢な問いに、俺は答えられないままで


「…帰ろう…送って行く…」


また、逃げる









「お休みなさい」
「…あぁ…お休み…」


閉じられた扉越しに、せめて良い夢を願う事しか出来ない


こんな、俺を









「好き」なんて、言わないでくれないか?


卑怯に逃げて、隠れて、殺す

それが“俺”だから










夜はまだ明けない









風が背を押す

まだ、逃げないと、隠さないと…


傲慢に盲信して、汚れた手は
もう、彼女に触れられないだろう


壊した絆も傷痕も治せない
出来る事は少なくて、返せるモノは足りなくて






「……………………」


言葉は音を宿さずに霧散して
誰にも繋がらない感情を殺す



現実を見ない俺を、嫌う姿が喚起される

『興味無い』

そう吐き捨てた人も、去って


残らない
残せない




夜を、進もう

道は前にしか無いなら、奈落まで進んでしまおう

そして

奈落の底から堕ちそうな人を押し戻す
『此所へ来てはいけない』と

汚れたならば、これら以上何を怖れよう


怖れるは、誰かが此所へ来る事で良い
俺はそれしか今は出来ない


君を堕とさない様に突き放す


あの人が堕ちない様に模索する



あの日の幸せが有れば、堕ちた辛さなど比では無い


どれだけ罪を重ねても、重ねた悪さえ踏み台にしなければ届かない事も有るかも知れない

ならばそれは誰にも譲らない

















静かに燃える瞳は、冷たい硝子に阻まれる
消えない傲慢を負って進む姿は、喧騒の夜へと呑まれて消えた







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突発的急性カヲス中毒

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