廃色九龍亭

『今夜』俺は『消滅』する…ー


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｢俺は､『死んだ』のか…?｣

孤独な死者が､目を醒ます

｢このまま素直に消えてやる義理は無いな｣

幾つもの『運命』に触れながら

｢…お前は俺が助ける｡何度でも､だ…｣

己の『謎』を追いかける…




｢お目覚めか､学者ｻﾝ…?｣

｢ｱﾝﾀは消える｡明日の朝には､な…｣

｢ｱﾝﾀなら､今夜起きた事を正しく見抜けるさ｣

漆黒のﾌｰﾄﾞを被った『死神』の誘い


｢俺は､追い掛けてる事が有るんだ｣

｢馬鹿野郎､死んじまったじゃね〜か!!｣

｢互いに『利用し合う』…文句無ぇだろ?｣

狙われた赤､繋ぐ道

｢…私…どうかしちゃったんじゃ…!?｣

｢あ､あの､貴方は一体…?｣

｢役に立てます!!…たぶん…｣

囚われの屋敷､彷徨う命






｢残念､時間切れだ｣

｢…ｱﾝﾀ…邪魔しないで…｣

｢俺､呼ばれてる気がするんだよ｣



繋がり､絡み合い､そして…


｢…完成､ですね｣

｢あぁ､犠牲はあったけど､ね?｣

現在､過去､未来を過ぎた先に







｢……ｺｺｶﾗ…ﾀﾞｼﾃ……｣










真実は一条の光に辿り着く…!?