3年前の今頃、自分の夢(PSW)を叶えてこれからずっとここで生きていくんだと思ってた。

本州の北にある私の地元より少し寒くて、あったかい友達がいると勘違いしてた春。

その勘違いがなかったら、あやかちゃんとみーちゃんやよっしーに出会えてなかったけど…。

「あったかい友達」は蝦夷梅雨の頃には半分いなくなって、ひとりはヒモになった。
体の関係のないヒモ。

ヒモを作る気なんてなかったけど「バレちゃってる片想い」は楽なんかじゃなくて、苦しかった。

仕事が終わって送りの車から降りると、アパートの玄関前の明かりが必ずついていて、仕事上がりの私をリビングのソファで待っててくれるあの人の寝顔が愛しくて触れたくて…。

でも「風邪ひくからベッドで寝なよ」と強がってた。
「けいおん!始まったから起きて」とかね…w


私達は一応元カレ元カノだったんだけど、あの人には遠距離の彼女がいた。

布団を干すためにあの人の部屋に入ると、お似合いのふたりの写真があった。

見た目だけじゃなく、勝てないのはなんとなく分かってた。

それでも捨て身で恋をしていた。報われなくてもそばにいてくれるだけで嬉しかった。

お金を盗られたがショックだったんじゃなくて、その後あの人と連絡がつかなかくなったのがつらかったんだと思う。


あの人がいなくなってから、「あったかい友達」のひとりがセフレになった。

どんだけ男に依存してんだよと当時の自分に説教したい。

このセフレが実はいちばんタチが悪くて、口先だけの人だった。

2年近く毎日「おはよう」「おやすみ」メールは当たり前で、私を「ねーさん」と呼んで励ましあったり一緒に泣いたり本気でケンカしてきた。

体だけじゃなくて、あの人の事も一緒に怒ってくれて、あの人の親に話をつけるまでしてくれた。

なのに私が動けなくなるくらい線維筋痛症の症状がひどくなって地元に戻ると、電話もメールもシカトするようになった。

毎年、あの人が忘れてる事を思い出させるためにメールする日があるけど、なんとも思っていないんだろうな。

今、元セフレはふたりの娘のパパになってて、あの人は彼女の住む土地に行ったけどふられてひとりになった。

「あったかい友達」の誰とも関わってないし、携帯には元セフレのメモリしかないけど、見ちゃうんだよね。mixi。

セフレは「あいつ見付けたら自慢の顔をボコボコにしてやる」って言ってけど、おふたりさんマイミクになってますねw


「フユミが悪い」そうしておけばいちばん楽ですからね(^p^)
きっとそんな感じでしょや?w



3年経って言える事。
あれが私の最後の無茶な冒険だった。
やらない後悔よりやって後悔主義の集大成。

私、学んだよ。
男に依存する事の恐ろしさや、簡単に人を信用しちゃいけないって事。

あれから男の事で泣いたりしてないし、セックスした男に執着心をまったく持たなくなった。

馬鹿だからうまくバランス取れてないし、30歳過ぎて「学んだ」って言っても遅いけど、今より早い時はないからいいしょ。

阿呆男どもに一言。
因果応報なんてないけど、25過ぎると顔だけとか口のうまさだけじゃ厳しいよ(・∀・)