旅行楽しかった、
風呂で頭あらてもらたり
アヒルみつけて騒いだり
一瞬一瞬幸せだった

我慢の連続の12年
やりたいこともできず
いきたい場所もいけず
会うことさえ禁じられてた

たまにこんなふうに
旅行にいけたときも
帰れば別々なこと
現実に戻るのが嫌で泣いてた



だけどいまは幸せ
幸せなはずなのに
御殿場でぁいが泣いて
わ-わ-言ったときに

「めんどくせ-」

っていわれた一言が
今も胸にズキンとくるよ、



口数少なくて
怒れば無口になるけど
そんなこといままで
言われたことなかった、

あぁ、恋人たちは
こおいう瞬間に冷め
別々になるのかな

とさえ思っちゃった


先を歩く彼をみて
小さくなってく彼をみて


さよならといったまま
このまま自分消えたら
どぉなるんだろうとか
馬鹿な事考えて
草原の中に流れる溝を見つめてた



自然と、
別れるという手段は
考えない二人なんだけど


今でも胸に
つっかかるものがあるよ、




言いすぎたと感じたのか
もう帰るとなったときに、
「もぉいいんか?」って
確認してくれたのは
彼の優しさだとは思う、

あぁこれがあるから
うちら離れないんだなって
嬉しかった一面でもある


追ってるようで追われてる
追われてるようで追ってる

そんな二人なんだけど
多分お互いに
離れないっていうのが
自信になってるというか
それが当たり前だった、


どちらかというと
ぁいが突き放し彼を試す
そんな経験は沢山あるけど

彼からあんなふうに
気持ちが離れるようなこと
言われたの、初めてかも、


彼は絶体に自分から離れない
そんな自信に満ちてた自分

だけどもしかしたら
彼の気持ちが自分から
離れるんじゃないか

そんな不安を感じて
初めて怖くて泣いた、




なんだかんだで
すきなんだなって思った
プライド高くて意地張りで
自分らしくないけど
きっと彼じゃなきゃ
だめなんだっておもった





帰りの高速、沈黙の空気
謝らなきゃって
素直におもえた、

今も連絡もないまま
就業時間より
四時間も遅れてる帰宅時間

どこいっちゃたんだろう、
仕事かなそれとも
もしかして帰ってこないのかな


そんな不安を感じてる
自分が気持ち悪い、

懐かしい
恋人の感覚




この気持ちもきっと
大事だよね、