スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

よく耳にするようになったインプラン

よく耳にするようになったインプラントは、どんな治療かというと、「インプラント(埋め込む)」という意味の示す通り、穴を開けた顎骨に「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着する施術です。


手間や費用は非常にかかりますが、そのぶん自分の歯のように自然に食べ物を噛むことができ、見た目も義歯とは分かりません。


インプラントの施術には、歯科医師に加えて、義歯を作る歯科技工士の高レベルの医療技術が必要不可欠と言っても過言ではありません。


そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術ということです。


いわば「贅沢」な治療といえるので、保険は利かず自由診療となります。


歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗してもやり直しできないことが多い点です。


義歯の中でも、入れ歯やブリッジと違い、あごの骨にインプラントを定着させるので時間をかけてもインプラントと骨の間に組織が形成されず、骨とインプラントがしっかり結びつかなければ、同じ穴に再びインプラントを埋入することができず、再手術して、骨を大きく削り直すことになります。


それに、埋入手術の際には埋入部分の周りで、神経を損傷するリスクは避けられません。


歯科では、一連の治療の中に保険適用と適用外が混在することもよくあります。


しかし、インプラントの場合、ほぼ全て保険適用外です。


保険が適用されればありがたいのですが、インプラントを入れるという一連の治療はブリッジや入れ歯など、保険適用ができる治療と比べて歯科医や歯科技工士の手間がぐっと増えるためです。


手術の前後には様々な処置が必要で、かみ合わせが落ち着くまで時間もかかるのでトータルの治療費用は高額になってきます。


全面的に保険がきくことにしてしまうと、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。


インプラント治療の成果を左右する生活習慣はいくつかありますが、その中でも喫煙の影響は見過ごしてはならないレベルです。


一般的なインプラントの治療は数ヶ月かかりますが、人工歯根の周りに組織が形成され、自分の歯のように安定することが治療の一大関門となります。


周辺組織の回復をすすめ、インプラントを固定させるために、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素といった物質が例外なく阻害する働きをします。


この治療ができるだけ早く終わって欲しいと思うなら、治療を受けている間は禁煙を決意してください。


歯科におけるインプラント治療では、あごの骨に埋める部分の素材はチタンが主流です。


骨と一体化して安定した歯根となりやすくアレルギーも起こりにくいとされています。


インプラント治療が可能かどうか、頭部CTの他、レントゲン、口腔内検査など検査を綿密に行い、その上で治療方針を決めて本格的な治療がスタートするので納得した上で治療を始められます。


治療が終わったところで、重要なメンテナンスを継続することによって安全で、快適な使用が続くことを期待できます。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2017年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリー