さて、10年も時が流れればキャラや連載に対する考え方や気持ちが変わるものなので、最初はサイト立ち上げから長期連載もしてる氷帝について今一度振り返りたいと思います。(語りという名の黒歴史を晒すという羞恥プレイでもある)

・ハチャメチャ

サイトの名前。難しい漢字を並べたり読めない英語使うより、どんなサイトなのか説明すると…ってことを考えた結果頭に浮かんだのがハチャメチャ。ハチャメチャな日常を書くとかそんな意味で付けました。カタカナってダサいかな。てか、ハチャメチャってどうよ?って思ったが今では、これでいいや。ハチャメチャだもんよって気持ち。つまり愛着湧いてます。当初は連載の最終話のタイトルにサイトの名であるハチャメチャを付けたいと思いつつ10年の年月が経っていました。未だにその小さな夢は諦めてないのです、恐らく。
そもそもサイトを作る前から複数主人公の夢小説をパソコンのフロッピー(もしかして死語かな…)に保存して沢山書いていたんですけど、その頃はヒロインというのは一人という常識だったので、複数主人公というジャンルを見つけた時、目から鱗でした。

『え?ヒロイン沢山いてもいいのっ!?』

そんな感じで急いで作り上げた気がします。最初は毎日更新してた気がする。更新ペースが本当にヤバイくらいでした。そのため犠牲は多かったかと(勉強とか)
私がサイトを作り上げた当時は複数主人公って少なかったのか多かったのか分からなかったんですけど、恐らくブームじゃないかというくらい多い時代があった気がします。そのブームと鬼更新があってか、ランキング上位だったりアクセス数も多くなったりとサイト運営者としては有難い経験させて頂きました。

キリ番もやってみたら思いの外リクエスト来てビビったりもしました。今は拍手でしか受け付けられないのが自分でも残念です。

いや、でも色々ありましたよ。何年か前に「このサイトの話をパクってる人がいます」って拍手コメントかメールが来て、書かれたサイト様に訪問したら複数主人公ジャンルでパクリだと言われたのが恐らく複数主人公の一人が樺地ラブな子という設定くらいでして…。この位の設定ってパクリになるかな?自分はそこまで思わないけど人の気持によるのかなと考えました。というより、樺地に片思いな設定ってそんな希少なの!?その設定があったらパクリだと言われるくらい被らないの!?が今の心境です。みんな樺地にスポットライト当てようぜ。

・今日の氷帝学園

記念すべき最初の連載夢。確かサイト作る前にFD(フロッピーディスク)へと大量に打ち込んでいた時代の時からこのタイトルだった気がする。サイトの名前といいタイトルがダサいのは仕方ない。
FD時代では複数主人公は四人いて主1と主3はあまり変わらないが、主2は優柔不断の秀才ではなく天然系。そして幻の主4は腹黒系。因みにこの頃の長太郎もよくある腹黒だった。日吉は何故か一夫多妻制度を目指してヒロイン達を落としにかかる。これは酷い。
サイト立ち上げの時にモデルとなった友人と関係が自然消滅したので腹黒書くの好きじゃなかったので主4の存在は消された。それに伴い腹黒長太郎も苦手なので真っ白に浄化しました。そして女子の天然も苦手な部類のため主2を優柔不断の秀才へと変わる。

そしてこの連載を始め、小説サイトなのに所謂台本小説の始まりでもある。

当時の書き方

跡部:あーん?

「」すらない。

本当すぐにでも公開停止させて手直ししたいけど、ちょくちょくしか出来ない現実。なんで台本小説書いてたんやと10年前の自分に言いたい。
それでもギャグ専門に書いていた連載ですが、いつしかシリアスも増えて来て、甘いのも増えつつある。
昔は甘いのかと恥ずかしくて書けないとか思ってたけど、今は甘いの書きたくてしょうがない。これが大人へと成長した証かも知れないと勝手に思ってます。
正直、初期はギャグというか勢いだけある内容。

中学卒業で終えたらいいものの終わらせたくないという気持ちがあったせいで何故か高校生編までやって今に至る。そして終わりはどうしようとも思っている。いや、考えてるけどどう締めようかと。100話超えた辺りからヤバイとは思っていた。
人気キャラの好意が主2に向けられてることが多いのでキャラの振り分けを大幅に間違えた感は否めない。

・ヒロイン1

名前無変換の場合、赤宮 麻美(あかみや あさみ)“まみ”とも読めるので漢字を間違えたなと後悔している。名字はなくてもいいやと思っていたけどやはり不便なので途中から名字を追加。語呂が良さそうという理由の名字。
初期はツッコミ要員のせいか出所不明のハリセンやピコハンなどコミカルな武器が繰り出された。だが、ハリセンやピコハンに血が付いていたりと若干ホラー。最近は全く見なくなりました。今は極まれに天然が入る。
最初は今より口が悪くて男子との書き分け出来ないと思い、書き直しの時は口調も若干端的に変えてます。

例:「下僕のくせにやるじゃねぇか」→「下僕のくせにやるな」
例:「うざってぇな。テメェ、誰に向かって口利きやがってんだ?」→「うざい。あんた、誰に向かって口利いてんの?」

ツンデレとも呼ばれるが個人的にはデレさせたくない。いつでもクールビューティーでいて欲しい。可愛いより綺麗。
初期は意に沿わないことに協力させるために可愛い物(ぬいぐるみ)などで釣るなど案外チョロい。あまりにもチョロいので場合によって書き直してます。

・ヒロイン2

名前無変換の場合、九条 秋(くじょう あき)“しゅう”とも読めるので漢字を間違えたなと後悔している。名字はちょっと頭が切れそうなイメージ。だが、結果は九条ネギが頭を過るだけでした。
初期は向日と二人の世界に入ったりしていて既に付き合ってるんじゃ?な状態。そして主3の扱いが雑だったりするので手直しでもう少し優しくさせてます。
最初、ヒロイン性格設定で暴力の主1、お馬鹿な主3、と欠点?なキャラ設定に主2だけ秀才では欠点じゃないしと考えた結果優柔不断が後からついてきた。だけど、副生徒会長という設定上、優柔不断がそんな地位に立てるのか?と考え、自分のことに関して優柔不断で他人に関して決断は早いというものにする。
たまに優柔不断キャラという設定を忘れてしまうほど優柔不断という設定が弱い。もはや八方美人。
恐らく人気キャラの好意を多く受けている上にヒロインの中では常識キャラなため彼女が結構人気だと思われる。
見た目よりも力持ちという設定もあるが主1が引き受けるため活かされない。
ラーメン屋の娘という設定もあったが活かされないので自然消滅してます。何と言う設定クラッシャー。
最初はギャグで書くのが苦労したので一番書くのが苦手だったが今では甘いのを書きたいのでヒロインらしい彼女はとても書きやすい。

・ヒロイン3

名前無変換の場合、西成 遥(にしなり はるか)名字は騒々しそうなイメージ。
所謂色物キャラ。彼女を好いてるキャラは何人か異常である。ギャグで輝く子なので何かしら事件が起こった時の原因。トラブルメーカー。女子にも男子にも雑に扱われ風当たりがキツい。普通の人ならばイジメだと思われるものの持ち前の前向きさでそんな風に見えない、見えさせないようにしてます。
馬鹿だ馬鹿だと言われながらも最近は真面目に考えるようになりましたので成長したのかと思います。
お子様思考なため年下に舐められることもよくある。正義感はある方なので立ち向かう姿勢はあるものの返り討ちにされることが多い。やはり何処か残念。
キャラがキャラなため不憫な思いをよくする。
ヒロインの中でもあまり書き直し描写が少ないので初期も現在もあまり変わらないため、やはり成長はしてなかったのかも知れない。でも彼女がいなければ話のタネが生まれなかったものも多いので何気に必要。、
なかなか甘い話が出来ず、ギャグばかりに走らせるのは申し訳ないと思ってます。だから結構ギリギリまで付き合うキャラは誰にしようかと考えてました。
人より劣ることばかりだけど本気で人に嫌われることが恐らく少ないと思われます。