長崎県佐世保市で高校1年の同級生を殺害したとして逮捕された女子生徒(16)の親が、事件前日の7月25日夕、県の児童相談窓口に相談するため電話していたことが3日、県関係者らへの取材で分かった。

電話を受けた宿直担当者は「職員は勤務時間外で退庁している」と伝えた。親は名乗らず、相談内容も告げなかったという。県関係者は「結果を踏まえると、対処できなかったのは大変残念だ」と話した。

県関係者によると、電話は金曜日の7月25日午後6時半ごろ、佐世保こども・女性・障害者支援センターにあった。
親は職員の不在を知ると「月曜にかけ直します」と述べ、電話を切った。
女子生徒を診察した精神科医の助言を受け、相談しようとしたとみられる。(抜粋)
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