粋の域

Lily Brownの、何かデニム生地の棄てる部位から作ったよみたいなバッグの画像を見て「可愛いし何にも入らなそうなサイズで可愛い」と混乱して通販で買ってしまって今日届いたんだけど、実際可愛いし何にも入らなくて可愛いから混乱してる
私のコンパクト三つ折りお財布ですらキッチキチ、スマホもトリッキーな回転をさせてようやく出し入れ出来る
更に小さくてしかも薄いバッグ一つの人たち巷で見るけど、実際体験してみると何がどうなってるのか全然分かんなくて凄い、格好いい
「電子マネーだから」で済ませられる範疇超えてる

誰も知らない踊り

藤本タツキ先生の「ルックバック」
自分と同い年、同じ少女の圧倒的な“絵“の才能に打ちのめされて努力してももう誰も認めてくれない、全然勝てないから辞めた、と思っていたところ、相手の少女の比べ物にならない努力を目の当たりにし、それからその少女だけが自分の“漫画“の才能を信じていてくれた事を知ってからの、雨の中のダンス
素晴らしかった
そこから続く未来にどんな悲しみが起こるとしても、無かった事には出来ない日々への愛情だけが自分をいつも救ってくれる

誰にとっての我が儘だろうと知らない

ペットの動画や画像上げてるとさ、いつかは病気や死の報告もしなきゃならない日も来るじゃん
それってつらいよね
と夫に話していた矢先、時々Twitterで見ていた猫が突然お亡くなりになってしまった
今日あった命が明日もある保証なんて何処にも無いんだった
ペットに限らず私達もそうで、だからなるべく好きな人と一緒に、なるべくしなくていい面倒は遠慮して私は生きていたいんですよね

「ネジ」を「刺す」のは容易ではない

数年前に障害を持つ人々の作品を中心とした芸術展に赴いた際、ある絵の中に「クワガタにネジを刺す」という強烈な文言が書かれており、同様のカマキリへの憎悪、ゴキブリへの称賛を思わせる文字列等も散見されて
「きっとこの作者の人は、クワガタやカマキリみたいな連中にゴキブリ呼ばわりされてイジメられたんだろうな」と思った
何とは無しに観に行ったものの、かなり神経が摩耗した思い出
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