蒼い光と桃色の泡

誘う蜘蛛

惑わされる蝶

絡み合う糸は

静かに妖しい光りを放つ

そこに存在するのは

容赦なく残酷で

途轍もなく妖艶な

運命という名の物語

全てを照らす

月明かりだけが

その結末を知っている

まこっちゃんに会いたいο

傷を治してはくれないｹﾄﾞ

ｶｻﾌﾞﾀは作ってくれてたなｰ

でも

化膿した傷は蓋をするｺﾄで

どんどん悪化していくんだねο

ＳＥＸでしか

愛情を量れないｱﾀｼが

ｱﾀｼの中に存在してるο

汚い思考も歪んだ欲望も

全部を押し殺して

幸せなふりをしている自分に

反吐が出るο

誰にも見せず触らせず

存在すら隠して

心の奥に

ひとり抱えていたﾓﾉが

砕けて飛び散って

あたしの涙腺に

突き刺さったみたいο

じわりと滲む涙を

塞ぎ止められずにいるのに

歯を食いしばって

仕事しちゃってるｱﾀｼって

どこまで強がりなんだろο

飛び散った破片を

繋ぎ合わせて

今度はもっと奥へ奥へο

また砕けても

破片が飛び散らないように

もっともっともっと奥へο