話題:恋愛
最近自分の家がどこだかわからなくなってきた神田です
週末は別荘に移って、そこで1日過ごしたり、そこを起点に出かけたりが多かったんだけど、ここにきてN女史に少し疲れが見えてきたような
今週は下級生の視力検査があって保健の先生大忙しだったから、たまには休息日を作ってあげたいなと思って移動せず
昨日はいつものエクササイズはお休みして、夕飯食べた後にN女史の全身マッサージに挑んだ神田
別に大丈夫だよとは言ってたけど、肩に手をかけた瞬間凝ってるなってのがわかったし、ふくらはぎもいつもより張ってたからね
神田は小さい頃からオカンの肩揉みさせられて育ってきたから、指先に女体の疲れ具合を察知するセンサーがついてるんだ(笑)
まず椅子に座ったN女史の肩を揉んだ
手を伸ばした先にある柔らかいところも揉みたかったんだけど、血行不良が頭痛や他の病気を引き起こす原因になるんだぜって専門家に向かって蘊蓄(うんちく)たれてたもんだから真面目にやるしかなくてね(笑)
でもすぐに、あ〜ん気持ちいいって声がしてきたから俺も嬉しかった
気持ちいいはいつもの気持ちいいじゃないんだけど、愛する人が喜んでくれるのは嬉しいものだよね
暫く揉んでたらN女史が抱っこしてって言い出した
抱っこ=ベッドインなんだよな普通は
N女史をお姫様抱っこしてベッドに運んだ神田
そしたらN女史、いつもなら俺に抱きついたままチューを要求するんだが、その時はうつ伏せになったのよ
要するにマッサージの続きをやれってこと(笑)
仕方がないからやりました
肩から背中、背中から腰、腰からふくらはぎとモミモミ
相当気持ちよかったんだろね、はぁ……はぁ……ふ〜ん……って息のような声が聞こえてきたよ
30分くらいたって土踏まずを拳で押してる時には、その気持ちよさそうな声がスウスウに変わってたね
それからN女史の寝顔を確認しタオルケットを掛けてキッチンに戻った神田
こういうのいいなって思った
エクササイズ以外で安心を与えるというか、安心感を共有できたという充実感が漂ったね
N女史は俺より10歳年上なんだけど、俺を年下扱いしないんだ
普通だったら(普通じゃないかも知れないけど)年が上の方が年下に色んな事をしてあげようと思うんじゃないかな、世話をやくというか
食事の支度も普通は俺担当じゃないよね?(^^;)
でも何て言うのかな、俺をたててくれてるというか、男として考えてくれてるというか、俺の自尊心を傷つけないようにしてくれてるような気がするんだよな
単に甘えてるのとは少し違うような気がするんだよね
結局俺が何をしても、N女史の手のひらの上で動かされてるような気もする(笑)
凄く不思議な感じ
前にその事について聞いてみた時に、だって年下のような感じがしないんだもんって言われた
その言葉も実は計算されてるんじゃないかと勘ぐったり
この場合の計算は悪い意味じゃなくて
考えすぎかな…
まだ付き合い始めてひと月もたたないのに、これからもこのままずっとやって行けるような気がしてる神田でした