話題:キス


この話題で書く日が来るとはな!(何回めだ)
ついさっきまで、みやくんと映画観てました。
ニノと吉永小百合さんが出ている「母と暮らせば」。なぜこのチョイスかというと、みやくんと一週間前にレンタル店に行ったときたまにしんみりしたくなるときない?という理由です。

開始15分でなぜか涙が出る僕。キッチンからお茶を持ってきてくれたみやくんが僕を見てぎょっとして「え、もう泣きどころあった!?」と言った。僕は「なにが悲しいのかわからんのに涙が出てきた」とまあ、ぽろぽろ涙が落ちる(笑)

ざっと説明すると、原爆で被爆死した息子・浩二が三年経って、お母さんの前に亡霊となって現れるお話。かなりざっと言ったよ。もっと内容はいろいろあります!

なんだろうね、ニノが演じてるのが浩二くんって役なんだけど、ふとした笑顔にやられた。お母さんを見て、笑む表情がうまく言えないんだけど全部詰まってて、それを思うと涙がね…泣きたいんじゃないんだよ!!意思とは関係なく流れちゃうんだから仕方ないわな!

それからストーリーが進むにつれ、要所要所で泣く僕と、その僕を見てくふくふ笑うみやくんの絵。「複雑やんな、自分は死んでるって分かってるからこそやと思う」「好きなひとの幸せを願うって、難しい。自分が幸せにできない、好きなひとの幸せって簡単に願えないよな」みたいに話してるとまた緩むしね、泣かせたいんだろうね彼は。あーいやだ、いやだ。

ラストのシーンで、嗚咽もらすほど泣いた。 自分でも引くわ。すぐ泣くから。恥ずかしすぎる。だから映画館とかで滅多に見ないんだよ僕は!

エンドロールを見ながら、みやくんの隣にあるティッシュを所望したら、ティッシュじゃなくてキスが飛んできた。とんだプレイボーイですわ。少女漫画みたいで、鮮やかな手口すぎて反応できなかった。くやしい。

まなじりを、唇がかすめた。
触れるみたいに軽いから、一瞬わからなかったほど。そのあと普通に、「んっ?」って反応する僕なんか無視してティッシュで涙を拭いてくれた。

「いま、キスした?」
「ん?隙をついて、少女漫画みたいなキスしてみた。涙を舐める勇気はなかった
「舐めてたら殴ってる。少女漫画の女の子はなぜ、顔を真っ赤にして喜ぶのか」
「セーフ。よかった〜。やっぱりイケメンやから?少女漫画に限るし、イケメンに限る」
「イケメンに免じて許す。びっくりして涙引っ込んだし」

なんとなく、平井堅の魔法って言っていいかな?を聴きたくなった。そして、大好きのキス〜〜ってやつ。

唇へのキスは受けつけられないけど、
これくらいならいいのかも、しれない。
されたくはないけど(笑)