恋人とドライブに繰り出したらどんどんと暗がりの、このままでは確実に夜の森か川へと続いてしまうであろう道に迷い込み「こわこわこわこわ」となりながら何とかUターン出来る空き地まで辿り着いたところ、ゆらゆらとした光が見えた
ホタルの棲息地だった
田舎とは言え生活圏ではもう滅多に遭遇出来ず、「見たいな」とは思っていたがまさかこんな形で叶うなんて
恐怖心で一杯だったのが、急に澄んだ気持ちになった
やっぱり見られると嬉しいよね、ホタル