ケムリ

長年その文章にそこそこ信頼を置いてきたネットの人間が居たのだが最近ようすが…と思っていたら案の定「池江さんのお兄さんは電通で〜」と立派なインターネット狂戦士に進化してしまい、本当コロナは多くを変えてしまうなとなってる

昔Twitter上で有名だった男性アカウントから女性フォロワーに送信された「辛い時は相談してよ、二人で会おうよなんて言わないからさ」的なあわよくば感満載の慰めDMが晒された事件があり、他男性から「我慢汁凄すぎ」との揶揄が飛んだ事を何となく思い出していて、同性同士の方が傷付く台詞や方法ってものが容易に思い浮かぶんだろうなと考えている
なかなか女性ではその悪口は出ない
世に囁かれる「女の敵は女」だの「男同士のイジメの方が残酷」だののからくりってのは単純にその辺にある気がする

皆他人の労力ってのは低く見積もるんですよ
出場予定選手なんだから五輪開催の有無を揺るがせるでしょとか、看護師や医師なんだからコロナ施策に積極的貢献して当然でしょとか、これ可愛いけど原価こんなにしないでしょとか、今成果物出てないなら予算削っても同じでしょとか、本質的には同じ、そういうのを繰り返して貧しい国になってるんじゃないのかな
他人を安く買い叩くなら自分も安く買い叩かれて当然なんですよ
五輪開催の為ならお前達の健康や明日の安否は安いねって暗に言われて何だこの安っぽい国はと憤るのは当然として選手や医療従事者にガタガタぬかすのは本当に正気を疑う
取り付きやすい末端にクレームを寄せるシステムを続けて他人を雑に扱って、だけど自分はそうされたくないなんて、とても大人が持つ思考じゃないでしょ