遅くなりましたが、十三支演義フルコンプしたので
総評を


お友に凄い勢いで勧められて
取りあえず購入して
かれこれ1年近く積んでたんですが(;´∀`)


ウチ、三国志に全く興味なくて
しかも主人公が関羽で、しかも猫耳とか
絶対これ地雷や!と
前情報見ながらスルーしてた位なので

なかなか手を出しづらかったのですが

実際、プレイ終わって

全力でお友に土下座。

ごめんなさい、すごく楽しかった。
凄い良作でした。

〜〜〜〜〜〜
時は後漢末。
王朝に逆らう賊軍『黄巾賊』出現により、大陸全土に
争いの炎は広がっていった。

幽州の山奥に暮らす人外の者にも、その火種は飛ぶ。

人とは異なる姿をした心穏やかな種族『猫族』は、人目を
忍び暮らしていた。猫族の少女・関羽もその一人だった。

しかしある出会いが彼女の運命を狂わせる。黄巾賊討伐軍の
将・曹操が、猫族の秀でた能力に目を付けたのだ。

曹操との出会いは、猫族、そして関羽を乱世の渦に
巻き込んでいく。

時は動乱の世、猫族、人間、大陸に生きる全ての者の運命が
今廻り始める――
〜〜〜〜〜〜

↑な感じで物語は進んでいきます。


共通√が結構ボリュームあって
恋愛そっちのけで燃えてました。

とにかく主人公の関羽ちゃんが強い強い(まぁ、関羽ですし)

攻略キャラより強いので、ヒロインってなんだっけ?状態に

ウチは、精神的にも、物理的にも戦う主人公ちゃんの方が好きなので
かなり嬉しかったです。

守られる、か弱い主人公ちゃんが好きな方は辛いかもしれません。


個別√に入ってからのボリュームも結構あって満足です。

それぞれの視点で丁寧に描かれているので

あの時、こっちではそんな事になってたんだ・・と
二度おいしい感じでした。


攻略キャラも、どのキャラも個性的で

近年稀にみる変化球ヤンデレの曹操

ツンデレ可愛すぎる夏候惇

弟バカ可愛い張飛

黒い偽ショタ劉備

直球ストレートすぎて射抜かれた趙雲

マジで嫁にしたい張遼


どの√も燃えて萌えて泣きました。

BADにスチルがある(張遼以外)のが凄く嬉しかったです。
凄く切なくて泣かされたし
むしろBADが本命すぎて悶え狂ったり
大変でした。


心情の変化も丁寧に描かれていて、戦いと恋愛のバランスも良かったです。
いつの間にか攻略キャラに引き込まれてました。

√によっては、関羽の生い立ちや、攻略キャラや、種族の秘密が解明出来たりと
見どころも満載でした。

後、サブキャラの存在がとても良い味を引き出してくれていたと思います。

特に、ひらりん演じる袁紹がもう凄かったです。
彼、√によって、ラスボスだったり、小者だったり、狂いだしたり、ヤンデレ化したりして
その演技力にうちは脱帽です。
彼が居なかったら、趙雲√は成り立たないですよ。


システム面は、頑張ってるな。と思いましたが、まぁ
無くても良かった部分もちらほら
特別支障はなかったので大丈夫かと。

スチルは文句なしで綺麗でした。

ウチ、某能力者が使命忘れて、恋愛だけして終わる乙女ゲーのおかげで
絵師さんにも抵抗感が生まれるほどトラウマ化してたんですが

十三支演義で払拭出来たのでよかったです。


個人的には、曹操と夏候惇と張遼ちゃんが好きです。

曹操は珍しいタイプのヤンデレなので、抵抗ある方は寧ろプレイして欲しいです。
お友はプレイしながら腹筋崩壊してたそうです。
ウチは、可愛すぎて悶えてましたが

夏候惇は、最初から凄く関羽ちゃんを毛嫌いしていたので、攻略しがいがありました。
少しづつ、関羽ちゃんの強さを認め始め、猫族を理解しようとする彼は可愛かった。
華ヤカの兄弟みたいで、落としがいがありました。

張遼ちゃんは、最初全く眼中になかったんですが、
個別√入ってからの彼は、本当に可愛かった。良い嫁になれるよ!
ラストはもう、涙腺崩壊して画面が見えない。泣きながら張遼ちゃん張遼ちゃん連呼してました。


素晴らしい良作でした(*´▽`*)