プロローグ
「おいベスター」 有無を言わさない低音の貫禄のある我が主が呼んでる。漆黒の髪と漆黒の髪に飾る赤い羽飾りは風で靡かさた鋭い双方の紅い眼の男性-XANXUS
「GAO」
純白のXANXUSと同じ紅の眼を持ったライオンベスターがXANXUSに駆け寄る。XANXUSが純白のライオンを撫でると慣れた手つきで俺に跨がる。
さぁ 何人が裁かれるんだろう。天界の英雄に何人が。純白のライオンに何人が餌食になるのか。
英雄は、純白のライオンに跨がり愛用の二丁銃を携える。純白のライオンは、自分の主の英雄を乗せ天を駆けた。
「狩りだ」 XANXUSは、微笑を唇に浮かせていた。
-続く-