『八犬伝』いろいろ。※短文
2024年4月22日(月) 12:09 [書籍]


先日、映画『八犬伝』に佳久創氏が犬田小文吾役で出演なさるという情報を眼にしました。遅い。
役はあとで見たんですが、いや絶対小文吾やろと思ってたらそうでした。そりゃそうですよねえ。佳久氏が犬士やるなら誰?っつって、小文吾以外の名前が挙がるとは思えない。←乱暴すぎる。
前にTVSPドラマでやった時は誰だっけ、と調べてみたら照英氏でした。忘れてたくせにアレですが、当時キャスト見て納得したっけなあ。
『八犬伝』が映像化されると、真っ先に毛野の演者を確認します。女装の麗人なんて、気になりませんか。私めっちゃ気になる。
個人的に、毛野は女性が演じても良い気がします。今回は男性か。いや普通男性なんだろうけど。板垣李光人氏の毛野が佳久氏の小文吾に迫ったりする?
前のTVSPでは山田優氏だったんで、今回も女優かなとちょっと期待した。このドラマ、もう18年前か…。( ̄□ ̄;)

『南総里見八犬伝』略して『八犬伝』との出会いは、家に置いてあった白井喬二版の現代語訳だと記憶しております。
小学生の時に読もうとして、最初の5行で挫折した遠い思い出。古典なんてそんなもんだ。※偏見です。
その後、年月を経て再挑戦。何とか読み通して、面白い話があるんやなあと思った次第。
さらにのちに、安西篤子版を読みました。すっごいダイジェストですが、読みやすさは一番な気がします。
そしていよいよ、原文にアタック。岩波文庫版を数ヶ月がかりで何とか読了。お陰様で、白井版も結構なダイジェストだと知りました。
退屈なとこはきれいにすっ飛ばした山手樹一郎版(『新編 八犬伝』)は、ちょっともの足りなかった覚えが。初めて読むには、若干長いし。
まあ、判りやすい『八犬伝』読みたい人には碧也ぴんく氏のコミカライズがお勧めです。小説じゃないんかい。( ̄▽ ̄;)ゞ
個人の感想ですけど、アレンジが絶妙です。翻案は、ここめっちゃ大事。
最初のほう全然絵柄違うけど、完結まで長いこと掛かったしありゃ仕方ないですな。そして、そもそもの発端だったOVA最後まで観たかったなーあー。
再始動したような記憶あるんですけど、どうなった? 気のせい?

今回の映画の原作である山田風太郎版(『八犬傳』)も、読んだ筈です。虚実がかわりばんこに描かれる構成は、ほんのり記憶があります。内容全然覚えてないけど。
買ったか借りたかも定かでないし、多分1回しか読んでない。ブックオフかどっかで探してもっかい読んでみようかなー。
映画の原作が山田風太郎の小説と聞いて、まさか『忍法八犬伝』!?と焦ったのは私です。いや、だってさぁ。
※『忍法八犬伝』…子供が読んだらアカンやつ。

推し犬士ですか? 現八です。
誰が興味あるねーん。


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