楽しくて
嬉しくて
幸せだった記憶も

にがくて
苦しくて
辛かったものに変えてしまう

でも本当は
幸せだったと思うよ
ほんの一瞬でも
あなたがあたしを愛してくれてたなら

好きだったなぁ
たぶん、愛してた

嫌いになれなくて
たぶん、憎んでた

そんな紙一重の感情を思い出す夢
まだ残ってたんだね
心の奥で燻っていたんだ

こんな想いも
夜に溶けて
朝に消えていく

そして残る新たな光を抱いて
「今」を生きている

もう何も感じない
もう何も想わない

縛られてたのではなく
縛っていたことに気づいたから

もう自由なんだ
どこへでも行ける