.::make me your own::.

君に会いたくなるんだよ
なんでかな

君じゃなきゃ駄目
…なんてことはないのに

あたしが
精一杯伸ばしたこの手も
君には見えないから

意味ないよね

だから
見てるよ
こうして

見ているだけしかできなくなったのは
この手を無視され続けた結果だよ

きっと
君は
数日経ったら
きっと
何事もなかったように
「●●と会った」
なんて日記を書くんだ

いつもそうだったから
知ってる

君が深く傷ついていても
何故か傷つくのはあたし

変だよね
変だ

あたしが傷ついている頃には
君は既に立ち上がってる

その繰り返しだから
知ってる

それでもいつも少しだけ
君の方に手を伸ばすんだ

君がこの手を取ってくれそうな
そんな気がして

馬鹿だよね
馬鹿だ

いろいろ重なったから
こころが
過敏になっただけ

揺らされない
君には

これからの５年間が楽しいよ

うん
そうだね
きっとそうなる

薬みたい
きみの言葉
めくれた瘡蓋も

ほら
もう痛くない

今更の足跡
また得意の気紛れ？

気持ちをかき乱さないで
波立たせないで

君のことで泣きたくないのに
泣きっぱなしで
だーと電話してた

早く五年くらい経てばいいね

って、必死に言った

他の言葉は飲み込んだ
言わない
これ以上は言わない

咽頭元まで出かかった言葉を
何度も 何度も
飲み込んだ

これ以上重くなりたくないから
飲み込んだ

分かんないや。
分かんなくていいや。

窮地の時にメールしたい友達

でさえなかった。

見なければいい。
読まなければ、傷つくこともない。

あの２年間は
あたしと君の絆を深めたと思ってた

馬鹿だね。

君は、あたしなんかより頼れる「友達」を見つけた。
それは、共通の「友達」だった。

過去形ね。＞だった

君と離れたら
彼女とも離れた

意味が分からない

あたしはひとりになった
それは今も変わらない

早く
会いたいね、なんて言っても
会えない距離に行きたい

あたしは
もっと会いたい人がいるから
その人たちの近くに行きたい

物理的な距離で会えなくなったら
たぶん それから やっと
君と離れられる
気持ちが離れられる
そう、確信した

あの２年間とは違う
だって
君はあたしに会いたくはならないでしょう？
あたしもたぶん君の存在をやっと消せる

きっと消せる。

今消せないのは
物理的に会える距離に君がいるから

サヨナラ バイバイ
本気で言えるのはいつかな？