新型コロナ「5類」含め引き下げ検討へ 厚労省

11/28(月) 13:56配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、厚労省が近く「5類」への引き下げ含めて見直しの検討を始める方針であることが分かりました。

感染症法では重症化リスクや感染力に応じて感染症を「1類」から「5類」に分類していて、コロナは現在、患者の隔離などが行える2類相当の措置がとられています。

ワクチンの接種などが進み症状がインフルエンザに近づいてきているとの指摘もあることから、厚労省が近く、分類の見直しについて検討を始める方針であることが政府関係者への取材で分かりました。

現在のコロナの致死率や重症化率などについて、専門家も交えて議論をしていく見通しで、ある厚労省の幹部は国会で審議されている感染症法の改正案が成立すれば「出口に向けた議論をしていく」と話しています。